バハマの国章
1973年の独立時に採用されたバハマの国章。船と昇る太陽を描く盾、巻貝のクレスト、カジキとフラミンゴのサポーター、および「Forward, Upward, Onward Together」の標語を特徴とする。
概要
バハマの国章は、1973年の独立時に採用された同国の公式紋章である。盾、クレスト、サポーター、標語から成る複合的な意匠であり、島々を取り巻く海洋環境、自然、生き物、そして国民共通の志を、一つの見分けやすい象徴に結び付けている。国の機関や公的文書で用いられる。
意匠と主な要素
全体の中央には、海と、昇る太陽の下にある船を描いた盾が置かれている。水を表す波状の帯は諸島を囲む海を意味し、昇る太陽は一般に、新しい国家と将来への希望の象徴と解される。盾の上には、クレストとして目立つ巻貝が据えられており、海洋資源と伝統的な沿岸の生業を象徴する。
盾の両側には2体のサポーターが配される。デクスター(左)側はカジキ、シニスター(右)側はフラミンゴである。これらの動物は、バハマに特徴的な動物相と、漁業および陸上の自然遺産の重要性を表している。盾の下のリボンには国の標語である「Forward, Upward, Onward Together」が記され、団結と進歩を表現している。
紋章学上の意味と象徴性
紋章学的には、この意匠は海と陸のモチーフを組み合わせ、均衡の取れた国家的アイデンティティを示す。船は航海の伝統と島々の長い海洋交流を想起させる。巻貝は地域文化、食、海洋環境を意味し、カジキとフラミンゴは地域との結び付きが強い特徴的なサポーターとして機能する。標語は、発展と協力に向けた共同体の姿勢を明文化したものである。
歴史、使用と変種
この国章は、植民地時代の標章に代わる独立国家の紋章として、完全な主権獲得の前夜に採用された。国章の異なる版は、政府の便箋、公印、一部の公共建築物、教育資料に見られる。複製上の制約がある場合には、簡略版または単色版も使用される。国章は国家権威を示す法的な象徴であると同時に、バハマのアイデンティティについて市民を教育するための意匠でもある。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com バハマの国章 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/21272