デフ・レパードとは?英シェフィールド発ハードロックの歴史・代表曲・メンバー

デフ・レパードの結成〜世界的ヒット『Hysteria』、事故を乗り越えたリック・アレンまで、代表曲・メンバーと歩んだハードロック史を詳しく紹介。

著者: Leandro Alegsa

デフ・レパード(Def Leppard)はイギリス・シェフィールド出身のハードロック/メロディックロック・バンド。1977年に結成され、1980年代を中心に世界的な成功を収めた。分厚いコーラスワークと多重録音による洗練されたサウンド、キャッチーなメロディで知られ、ヘヴィなロック性とポップ性を両立させた点が特徴である。

結成と初期(1977〜1982)

バンドは1977年にリック・サヴェージ(ベース)、ピート・ウィリス(ギター)、トニー・ケニング(ドラム)らを中心に結成され、その後ジョー・エリオット(ボーカル)が加入して活動が本格化した。初期にはフランク・ヌーンが一時的にドラムを務め、バンド初期のレコーディングであるThe Def Leppard EP(後の代表作に繋がるサウンドの原型)に参加した。1978年以降、リック・アレンが正式ドラマーとなり、スティーヴ・クラークが第2のギタリストとして加入してサウンドに厚みが増した。

1980年にリリースしたファースト・アルバムOn Through the Nightで注目を集め、以降はテッド・ヌージェントやAC/DC、ジュダス・プリーストらと共に全英・全米ツアーを行い知名度を上げた。1981年のHigh 'n' DryはMTVに取り上げられ、"Bringin' on the Heartbreak"などが映像を通して広く紹介された。

飛躍と困難(1983〜1992)

1983年のPyromaniaで彼らは商業的に大ブレイク。シングル「Photograph」をはじめとするヒットで世界的な人気を確立した。1982年末〜1983年にかけて、ギタリストのピート・ウィリスは脱退し、フィル・コレン(Phil Collen)が加入してGuitarラインが完成した。

1984年、ドラマーのリック・アレンは交通事故で右腕を失うという重大な事故に見舞われる。しかし彼は特別なドラム・セットとトレーニングで片腕での演奏を習得し、1986年には事故後初のステージ復帰を果たした。1987年に発表した4枚目のスタジオ・アルバムHysteriaは、緻密に重ねられたコーラスとプロダクション(プロデューサーにロバート・ジョン・“マット”・ラングやマッツ・ラングを起用したこと等)により大成功を収め、世界的に高いセールスを記録した(多くの国でプラチナ認定を獲得)。

1991年にはギタリストのスティーヴ・クラークが薬物とアルコールに絡む問題で他界。翌1992年、ヴィヴィアン・キャンベル(Vivian Campbell、元Dio/Whitesnakeなど)が加入し、同年のアルバムAdrenalizeを発表。Adrenalizeはチャートの高位を獲得し、さらに彼らのキャリアを継続させた。

90年代以降の活動と主要作品

  • Retro Active(1993年)— B面集や未発表曲をまとめた編集盤。
  • The Vault(1995年)— ヒット曲やレア音源を収めたベスト的なコレクション(チャート上位を記録)。
  • Slang(1996年)— よりオルタナ寄り/実験的なアプローチを試みた作品。
  • X(2002年)— 商業的かつポップな方向性のアルバム。
  • Yeah!(2006年)— 初期の影響を振り返るカバー・アルバム。
  • Songs from the Sparkle Lounge(2008年)— オリジナルのスタジオ作品。シングル「Nine Lives」などでジャンルの枠を超えた試みも見られた。

代表曲

代表曲は多数あるが、特に知られる曲を挙げると:

  • Photograph
  • Pour Some Sugar on Me
  • Love Bites
  • Hysteria
  • Bringin' on the Heartbreak
  • Two Steps Behind
  • Rock! Rock! (Till You Drop) / Foolin' / Rocket など

メンバー(主な現行/元メンバー)

  • 現メンバー(代表):ジョー・エリオット(Joe Elliott:ボーカル)、リック・サヴェージ(Rick Savage:ベース)、リック・アレン(Rick Allen:ドラム)、フィル・コレン(Phil Collen:ギター)、ヴィヴィアン・キャンベル(Vivian Campbell:ギター)
  • 元メンバー(主な人物):ピート・ウィリス(Pete Willis:ギター)、スティーヴ・クラーク(Steve Clark:ギター、1991年死去)、トニー・ケニング(Tony Kenning:初期ドラマー)、フランク・ヌーン(Frank Noon:初期レコーディング参加)

音楽的特色と影響

デフ・レパードはNWOBHM(ニュー・ウェーブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)時代に登場したが、より大衆的でメロディックなロックを追求した点が特徴。マルチトラックのギターやコーラス、スタジオでの緻密なプロダクションを駆使し、80年代のアリーナ・ロック/ポップ・メタルを象徴するサウンドを確立した。影響を受けたアーティスト、また後続の多くのロック/メタル・バンドに影響を与えている。

受賞・メディア露出

1990年代以降、VH1の番組(例:Behind the Music、Storytellers、Ultimate Albums)で特集されるなどメディア露出も多く、全世界での累計セールスやチャート実績、各種賞や栄誉を受けている。1999年にはアメリカでの大きな表彰を受け、2000年にはハリウッド関連の名誉にも名を連ねるなど、商業面・評価の両方で高い実績を残している。

まとめ

デフ・レパードは1970年代末に生まれ、1980年代に世界的成功を収めたバンドで、豊かなメロディと緻密なスタジオ・プロダクション、強力なシングル群によってロック史に残る存在となった。事故やメンバーの死去といった困難を乗り越えつつ、現在も活動を続けており、ロックの定番曲を多数輩出している。

ディスコグラフィー

スタジオアルバム

  • オン・スルー・ザ・ナイト (1980)
  • ハイアンドドライ (1981)
  • プリオマニア (1983)
  • ヒステリー (1987年)
  • アドレナライズ (1992)
  • スラング
  • ユーフォリア (1999)
  • X (2002)
  • イエーイ!(2006)
  • スパークルラウンジからの歌 (2008年)
  • デフ・レパード(2015年

質問と回答

Q:デフ・レパードの創設メンバーは誰ですか?


A: デフ・レパードの創立メンバーは、リード・シンガーのジョー・エリオット、ベーシストのリック・サヴェージ、ギタリストのピート・ウィリス、ドラマーのトニー・ケニングの4人でした。

Q: 彼らの最初のレコーディングはいつ行われたのですか?


A: 1978年にリリースされた「The Def Leppard EP」が最初のレコーディングです。

Q: デフ・レパードがリーバー・クレブスのマネージメントと契約したのは何年ですか?


A: 1980年4月、Def LeppardはLeber Krebsのマネージメントと契約しました。

Q: スティーブ・クラークがバンドに加入したのは何年ですか?


A: スティーブ・クラークがバンドに参加したのは1978年のすぐ後です。

Q:リック・アレンが交通事故で片腕を失ったのは何年ですか?


A: 1984年にドラマーのリック・アレンが交通事故に遭い、片腕を失いました。

Q:アルバム「ヒステリア」はいつ発売されたのですか?



A: アルバム「Hysteria」は1987年にリリースされました。

Q: ヴィヴィアン・キャンベルがギタリストとしてバンドに参加したのは何年ですか?



A: ヴィヴィアン・キャンベルは1992年にギタリストとしてバンドに参加しました。


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