Electronic Gaming Monthly(一般にEGMと略される)は、1989年に創刊された米国のビデオゲーム雑誌である。創刊以来、印刷版とデジタル版の両方で発行され、英語圏のゲームジャーナリズムにおいて継続的な存在感を保ってきた。主に、ゲームレビュー、発売予定作のプレビュー、特集記事、開発者や業界関係者へのインタビューで広く知られている。
概要と役割
EGMは、消費者や愛好家を対象に、毎月ビデオゲーム業界の動向を伝える。編集内容は、ニュース、プレビュー、詳細なレビュー、攻略系の内容、論評をバランスよく組み合わせることが多い。米国の有力なゲーム定期刊行物の一つとみなされ、主要な家庭用ゲーム機向け作品やPC向け作品に関する一般の受け止め方にも影響を与えてきた。
主な内容と構成
- プレビュー: 今後登場するゲームやハードウェアの早期紹介。
- レビュー: 作品を評価し、プレイヤーに推奨の目安を示す記事。
- 特集: 業界の潮流、技術、制作者に関する掘り下げ記事。
- ヒントとウォークスルー: プレイを進めるためのヒント、チートコード、攻略情報。
- 読者参加: 読者投稿、編集コラム、コミュニティでの議論。
EGMのレビュー記事と編集上の語り口は、新作をどう評価するかという消費者の判断に影響してきた。コレクターや歴史研究者のあいだでも、発売当時のゲームに対する同時代的な反応を示す資料としてしばしば参照されている。
歴史と影響
1980年代末に創刊されたEGMは、ゲーム産業が急速な商業成長の時期に入る中で登場した。その後、所有形態、スタッフ構成、流通方法は変化し、メディアとゲームの双方における広範な変化を反映してきた。こうした変化の中でも、EGMは主として家庭用ゲーム機とPC向けの主要作品に焦点を当て続け、各世代のコンソールにおける読者の意見形成に関わってきた点で注目される。
雑誌と現在の刊行状況については、Electronic Gaming Monthlyを参照。EGMは、他の長寿ゲーム雑誌と比較されることも多く、ゲーム史やゲームジャーナリズムを論じる場面で今も言及されている。