GameProはアメリカのビデオゲーム雑誌および同名の公式サイトを中心としたメディアブランドです。家庭用ゲーム機(PlayStation 3、Xbox 360、Wiiなど)、PCモバイル機器:PlayStation Portable、Nintendo DS、iPhoneなど)を含むあらゆるビデオゲーム関連の情報を扱ってきました。GameProメディアは月刊誌の発行と公式サイト「Gamepro.com」の運営を行い、インターナショナル・データ・グループ(IDG)など業界の大手企業と関係を持ちながら成長しました。
歴史と沿革
創刊:GameProの創刊号は1989年4月に発行され、以降長年にわたり業界誌として多くのゲーマーや開発者に読まれました。
オンライン展開:公式ウェブサイトは1998年に開設され、以後ウェブ向けのニュースやレビュー、ビデオコンテンツを日々配信しました。公式サイトのオフィスは1998年5月から2002年5月までサンフランシスコに、本誌の最終的な本社は2002年6月から2015年5月までカリフォルニア州オークランドに置かれていました。
主なコンテンツと特徴
- ニュース、プレビュー、レビュー:最新のタイトルやハードウェアの発表・評価を掲載。
- スクリーンショットとビデオ:ゲーム画面やプレイ映像を豊富に紹介し、読者がゲームの雰囲気を掴めるようにしていました。
- 攻略・チート・ガイド:雑誌版・Web版ともに攻略記事や裏技、進行のコツなどを提供。
- フォーラムとコミュニティ:公式サイトには様々なユーザーのフォーラムがあり、読者同士で情報交換や議論が行われていました。
- ブログとコラム:編集者や寄稿者による意見記事や特集が掲載されており、読み物としての価値も高かった(ゲームブログなど)。
評価スタイルと編集方針
GameProはプレイ体験を重視したレビューと分かりやすい評価で知られていました。ビジュアル(スクリーンショットや動画)を多用し、読者が実際の操作感やグラフィック品質を把握できるよう工夫していました。雑誌版では特集記事やインタビュー、イベント報告などの長文コンテンツも掲載され、業界の潮流を伝える役割を果たしました。
終息とその後
現在、GameProは雑誌版・公式サイトともに現行の形では運営を終了しています。終了後、ウェブ上のコンテンツやブランド資産はPC系メディアとの統合・編成が行われ、一部のコンテンツはPCワールドなど関連メディアのプラットフォームへ移行しました。かつての編集スタッフの一部は別媒体へ移動し、GameProのノウハウは他メディアでも活かされています。
影響と遺産
GameProは1990年代から2000年代にかけて、読者にとっての主要な情報源の一つでした。雑誌およびWeb版を通じて、レビューの見せ方やゲームメディアにおけるビジュアル表現、コミュニティ運営など多くの点で影響を与え、後続のゲームメディアに受け継がれています。
アーカイブと資料の探し方
- 過去の記事や号のアーカイブは、インターネットアーカイブ(Wayback Machine)や図書館の雑誌コレクションで見つかることがあります。
- 昔のレビュー動画やイベント映像はYouTubeなどの動画プラットフォームにアップロードされている場合があります。
- 特定の記事やレビューを参照したい場合は、記事見出しや発売当時のタイトル名で検索すると手がかりが見つかりやすいです。
総じて、GameProはビデオゲーム文化の発展期において重要な役割を果たしたメディアでした。現在は直接的な運営は終了していますが、その影響は現在のゲームジャーナリズムやファンコミュニティにも残っています。