エンネディ東部州(チャド)
エンネディ東部州は、チャド北東部のサハラに位置し、アムジャラスを州都とする人口希薄な州である。旧エンネディ州の分割により2012年に設置され、岩絵や砂岩地形で知られるエンネディ高原の一部を含む。
概要
エンネディ東部州は、チャド北東部にある行政州であり、州都はアムジャラスである。2012年、従来のより広域なエンネディ州が分割された際に設置された。サハラ砂漠内陸部の一部を占め、広大な砂漠平原、岩石質の高原、点在するオアシスを特徴とする。
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1 画像地理と環境
エンネディ東部州の景観は、エンネディ高原東部に広がる砂岩の山塊によって特徴づけられる。そこでは風と水の作用により、アーチ、峡谷、孤立した岩石地形が形成されている。気候は極度に乾燥しており、降水量は非常に少なく不規則である。日中は高温となり、日較差も大きい。植生は乏しく、恒常的な水は主としてオアシスの限られた場所と季節性のワジにみられる。
住民と社会
人口密度は低い。この州には、トゥーブー系集団を含むサハラの牧畜民共同体、およびラクダやヤギの飼育、季節的な移動、限定的なオアシス農業に依存する遊牧民・半遊牧民が居住している。集落は小規模である一方、アムジャラスは主要な行政・市場の中心地として機能している。
歴史と行政
エンネディ東部州は、旧エンネディ州を分割した全国的な行政再編の一環として、2012年に行政区域として設置された。その設置は、遠隔地における地方統治の改善を目的としていた。この州はサハラ横断ルートにおいて役割を果たしており、チャド国境を越えて隣接する地域との文化的連続性を有する。
経済と交通
地域経済は主として牧畜、水の得られる場所での小規模なオアシス農業、そして交易に基づいている。交通インフラは限られ、未舗装道路が集落を結んでいるほか、アムジャラスは臨時便や隊商によってチャドの他地域と連絡される。遠隔性と気候条件は経済発展の制約となっている。
主な特徴と保全
エンネディ東部州内のエンネディ高原の一部は、先史時代の岩絵、独特の砂岩地形、砂漠環境に適応した野生生物により、考古学的・自然学的に重要である。保全および研究の取り組みは、地域共同体の必要との均衡を図りながら、これらの特徴の保護を目指している。地図および行政上の詳細については、公式の地域情報を参照。
- 州都:アムジャラス
- 設置:2012年(旧エンネディ州から分割)
- 環境:サハラの高原、岩石アーチ、ワジ、オアシス
関連項目
著者
AlegsaOnline.com エンネディ東部州(チャド) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/31526
出典
- sgg-tchad.org : "Ordonnance No. 27/PR/2012" · web.archive.org