アルボード砂漠は、オレゴン州東部、ハーニー郡にある広大な乾燥湖底で、アメリカ合衆国西部に位置する。地形はステーンズ山のやや南東にあり、プレイアの表面はおよそ12マイル×7マイルほどである。標高は約4,000フィートにあり、年間降水量は数インチ程度、しばしば7インチ前後とされる。広く平坦な表面は、内陸の高地砂漠を象徴する景観としてよく知られている。
地理と地質学的起源
アルボードは閉鎖流域のプレイアであり、浅い窪地に一時的に水がたまるものの、通常はすぐ蒸発してシルト、粘土、そして薄い塩の地殻が残る。この地形の成立には、ステーンズ山と周辺の谷を生み出した地域的な断層活動とバスン・アンド・レンジの隆起が関わっている。排水は外部へ流出せず、周囲の丘陵から運ばれた堆積物が沖積扇状地をつくり、湖底の細粒堆積物を供給している。
気候と環境の特徴
海岸山脈とカスケード山脈という二つの大きな山地が雨陰をつくり、アルボードに届く水分を大きく減らしている。この少ない降水量に、日中の強い蒸発と寒い冬が重なり、植生のまばらなプレイアとステップ状の環境が形成される。水がたまると、地表は一時的な浅い湖になり、シギ類をはじめとする野生生物を引き寄せる。
利用、レクリエーション、周辺の見どころ
平坦な広がりを生かして、アルボードは乾いた条件下でのランドセーリング、写真撮影、オフロード走行で人気がある。また、締まった地殻の上で短距離の速度走に使われたこともある。訪問者は、遠隔地のアルボード・ホットスプリングスやステーンズ山でのハイキングと組み合わせて訪れることが多い。アクセスは砂利道や簡易道路によって行われ、雨の後は状態が悪くなることがある。
アクセス、管理、安全
アルボードは主に公有地にあり、この地域の農村部で一般的な連邦および地方の管轄のもとで管理されている。旅行者は、サービスがほとんどないことを前提に、水と燃料を十分に持参し、道路状況を確認しておくべきである。嵐の後はプレイアの表面が柔らかくなり、車両にとって危険になるため、横断を試みる前に現地情報や案内を確認することが勧められる。
注目すべき点
- このプレイアの人里離れた性質は、太平洋の東側にあり、山脈によって隔てられた内陸位置に由来する。
- 季節的な湿潤化により、塩とシルトの地表は、渡り鳥の短期的な生息地や一時的な湿地へと変化する。
- 地図や地域の背景情報は、郡や州の資料、たとえば気候と降水量の要約や地域の土地利用ガイドで確認できる。
訪問者や砂漠地形を学ぶ人々にとって、アルボードは、気候、地形、地質が組み合わさって、アメリカ西部に高く冷涼な砂漠のプレイアを生み出す過程を示す、身近な例として価値がある。