フォートナイトとは、14日(2週間)に相当する時間の単位です。語源は古英語のfēowertyne nihtで、「14の夜」という意味です。日数で表すと14日=336時間=2週間になります。
語源・使用状況
「fortnight」は主にイギリス英語で日常的に使われる表現です。北米では日常会話で「two weeks(2週間)」と言うことが多く、給与等の支払い周期を表す際には biweekly(2週間ごと)という語が一般的に使われます。日本語では「フォートナイト」とカタカナ表記されますが、同じ表記が人気ゲームのタイトル(Fortnite)と重なるため、文脈で混同しないよう注意が必要です。
給与支払(支給周期)との違い
給与の支払い周期でよく混乱するのは次の3つです:
- フォートナイト(fortnight)/biweekly(2週間ごと):隔週で支払われる。年間の支払回数は通常 26回(52週 ÷ 2)。
- セミ・マンスリー(semimonthly/半月ごと):月を2回に分けて支払う(例:毎月1日と15日、または15日と月末)。年間の支払回数は 24回(12か月×2)。
- ウィークリー(weekly):毎週支払い。年間 52回。
同じ年俸でも、支払周期が違うと1回あたりの支給額が変わります。計算式は次の通りです:
- 年俸 ÷ 26 = 2週間ごとの(biweekly)支給額
- 年俸 ÷ 24 = 半月ごとの(semimonthly)支給額
例:年俸3,600,000円の場合、biweeklyだと約138,462円(3,600,000 ÷ 26)、semimonthlyだと150,000円(3,600,000 ÷ 24)になります。
注意点・実務上の違い
- 支払日がずれる:biweeklyはカレンダー上で2週ごとに来るため、月ごとに支払い日は変動します(ある月は2回、ある月は3回支払われることがある)。semimonthlyは毎月ほぼ同じ日付に支払われます。
- 残業・時間管理:給与計算や残業集計の期間が異なると、勤怠管理や時間外計算の方法に影響します。
- 税金・社会保険の扱い:控除や年末調整の計算では、支払回数の違いを反映させる必要があります。1回あたりの金額が異なるため、源泉徴収などの計算タイミングに注意が必要です。
- 用語のあいまいさ:英語の「biweekly」は文脈によって「週に2回(twice a week)」と解釈されることがあるため、給与や契約で使う際は「every two weeks(every other week)」など明確に表現することが望ましいです。
実用的な例
- 「毎月15日と末日支払い」はsemimonthly(半月ごと)。
- 「隔週金曜日に支払う」はbiweekly(フォートナイト/2週間ごと)。年間26回で、ある年のカレンダーによっては同月に3回支払われる月が出る。
- 日付の計算:今日が1月1日なら、フォートナイト後は1月15日、その次は1月29日、…といった形で14日ずつ進みます。
まとめると、フォートナイト(fortnight/14日)は明確に2週間を指す単位で、給与支払いで使われる「biweekly」は同義で使われることが多い一方、semimonthly(半月ごと)とは支払回数や1回あたりの金額、スケジュール性で異なるため区別が重要です。