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イマジナエルム:ナイトウィッシュのコンセプト・アルバムと関連映画

『イマジナエルム』は、フィンランドのシンフォニックメタル・バンド、ナイトウィッシュによる7作目のスタジオ・アルバム。2011年に発表され、2012年公開の長編映画の着想源となった映画的コンセプト作品である。

イマジナエルムImaginaerum)は、フィンランドのシンフォニックメタル・バンド、ナイトウィッシュによる7作目のスタジオ・アルバムである。2011年後半に発売された本作は、中心となるコンセプトとドラマティックなアレンジを軸に構築された、スケールの大きい映画的な作品である。スウェーデン人歌手アネット・オルゾンを迎えたバンドのスタジオ作品としては2作目に当たり、ナイトウィッシュにとってフィンランドで初の首位獲得スタジオ・アルバムとなった。音楽面ではメタルの楽器編成にオーケストラ的な音色、合唱のパート、さらに静かでサウンドトラックを思わせる曲想が組み合わされている。

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作曲と音楽スタイル

主にキーボーディストで主要ソングライターでもあるトゥオマス・ホロパイネンが作曲した『イマジナエルム』は、無関係な楽曲を集めた作品ではなく、一つの統一された作品として構想された。壮大なシンフォニックメタルのアンセムと、内省的でピアノを中心とする間奏曲が交互に配されている。アレンジでは弦楽器、金管楽器、合唱が頻繁に用いられ、バンドは映画的なサウンドを実現するため、基本メンバーに加えてゲスト演奏家やスタジオ・オーケストラを起用した。シングルとしては、ドラマティックな冒頭曲群や、ラジオで放送された親しみやすく旋律的な楽曲が目立つ。

コンセプトと関連映画

本アルバムは、同じく『イマジナエルム』と題された長編映画の基礎となり、この映画は2012年に公開された。映画は記憶、想像力、人生の移ろいというアルバムの主題を発展させ、音楽の物語的な流れを映し出す夢幻的な旅を描く。アルバム収録曲は映画のサウンドトラックに登場し、筋書きにも織り込まれている。これにより、コンセプト・アルバムと映画による物語表現の境界を曖昧にする、複数メディアにまたがる芸術プロジェクトが生まれた。

発売、評価と遺産

発売時、本作はフィンランドで首位に到達し、ヨーロッパの複数の国でもチャート入りした。批評家はその意欲、精緻なプロダクション、そしてシンフォニックメタルというジャンルの境界を押し広げようとするバンドの姿勢に注目した。映画的なスケールを称賛する評もある一方、より引き締まった初期作品を好む評もあった。ナイトウィッシュにとって本作は演劇性への意欲が高まった時期を示す作品であり、従来のアルバム形式を超えて、視覚的・物語的な表現を広げた点でも注目されている。

主な事項

  • 反復する主題と物語上の連続性を持つことから、コンセプト・アルバムと評されることが多い。
  • アネット・オルゾンがリード・ボーカルを務めた2作目のスタジオ・アルバムであり、彼女が在籍中に発表された最後のナイトウィッシュのスタジオ・アルバムでもある。
  • 本プロジェクトは、アルバム収録曲をサウンドトラックと物語の不可欠な要素として用いる長編映画へと結実した。

今日の『イマジナエルム』は、メタルとオーケストラ音楽を意欲的に融合させたこと、そしてナイトウィッシュをマルチメディアによる物語表現へと押し出したことで記憶されている。アルバムと映画は、従来からのファンだけでなく、音楽と映画を組み合わせた壮大なコンセプト主導の作品に惹かれる聴衆も集めた。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com イマジナエルム:ナイトウィッシュのコンセプト・アルバムと関連映画

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/46803

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