イナバウアー
イナバウアーとは、フィギュアスケートの要素の一つ。このポジションを考案したドイツ出身のフィギュアスケーター、イナバウアーにちなんで命名された。
イナバウアーは、バレエの第4ポジションに足を置いて行う。前脚は膝を前方に曲げ、後脚はスケーターの後方に伸ばす。前脚はインサイドエッジでもアウトサイドエッジでもよい。アウトサイドエッジのイナバウアーは、やりにくい。スケーターが氷上をカーブして滑っている間(スケートの位置の関係で必要)、背中を後方に曲げておくことができる。これは必須ではないが、要素を追加するものである。
イナバウアーは、2006年の冬季オリンピックで荒川静香がロングプログラムで披露し、優勝したことで日本では有名な技である。荒川選手が大きく後ろに反ることから、日本語では「後ろに反ること」を意味するようになった。


キム・ユナ、イナバウアーを披露
質問と回答
Q: イナバウアーとは何ですか?
A: イナバウアーとは、ドイツのフィギュアスケーター、イナバウアーにちなんで名付けられたフィギュアスケートの要素の一つです。
Q: なぜイナバウアーと呼ばれるのですか?
A: このポジションを考案したのがフィギュアスケーターのイナバウアーであることから、この名前が付けられました。
Q:イナバウアーの足の位置はどうなっているのですか?
A: 足の位置はバレエでいう第4ポジションになります。
Q: イナバウアーの前脚の位置はどうなっていますか?
A: 前足は膝を前方に曲げています。
Q: イナバウアーの前足は、内側や外側の端に置くことができますか?
A: はい、前足は内側でも外側でも構いませんが、後者の方が難しいです。
Q: イナバウアーで背中を曲げることは必須ですか?
A:いいえ、必須ではありませんが、要素を追加するものです。
Q:なぜイナバウアーは日本で有名なのですか?
A: イナバウアーは、2006年の冬季オリンピックで荒川静香選手がロングプログラムで披露し、優勝したことで日本では有名です。また、荒川選手が後方に大きく体を反らしたことから、現在では後方に体を反らすことを意味する言葉になっています。