Jacaranda mimosifolia(ブルージャカランダ/シダノキ)
ノウゼンカズラ科の亜熱帯性観賞樹。華やかな青紫色の花、シダに似た葉を特徴とし、南アメリカから世界各地の温暖な温帯地域まで広く栽培されている。
Jacaranda mimosifolia(ブルージャカランダ、ブラック・プイ、シダノキとも呼ばれる)は、ノウゼンカズラ科に属する亜熱帯性の観賞樹である。日常的な用法では、「ジャカランダ」という語は通常この種を指すが、ジャカランダ属には近縁の樹木や低木が数多く含まれる。本種は、開花時に見事な景観をつくる、淡い青紫色の筒状花を大きな房状につけることで知られる。
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優美で広がりのある樹冠をもち、細かく分かれた二回羽状複葉は、葉全体にシダのような外観を与える。花は目立つ円錐花序につき、個々の花はラッパ形で、通常は淡青色から中程度の青色、または藤色である。開花後には、扁平で木質の果実をつけ、その中には薄く翼のある種子が多数入っている。涼しい気候では半落葉性から落葉性となることが多い一方、冬が穏やかな地域では葉を保つことがある。
特性と栽培
- 大きさ:一般に小高木から中高木で、栽培下ではしばしば数メートルに達する。良好な条件では通常5~15メートルに成長する。
- 気候:温暖な温帯から亜熱帯の気候を好み、強い霜には弱い。
- 土壌と日照:日当たりと水はけのよい土壌を好む。活着後は乾燥に耐えるが、過湿には弱い。
- 繁殖:通常は種子または半硬材の挿し木によって育てられる。実生苗は、条件がよければ数年以内に開花することがある。
原産地・分類・分布拡大
古い記述の一部とは異なり、J. mimosifoliaはアジア原産ではなく、南アメリカの一部を原産とする。野生個体群はアルゼンチン、ボリビアおよび周辺地域にみられる。本種は19世紀以降、交易と園芸を通じて世界各地へ移され、園芸文献でしばしば見られる古い名称を含め、複数の植物学的異名をもつ。ジャカランダ属に属し、この属には主にアメリカ大陸に分布する多くの種が含まれる。
利用と文化的重要性
Jacaranda mimosifoliaは、壮観な春から初夏の花を目的として、主に街路樹、公園樹、庭園樹として植栽される。開花中には青い花弁が樹下をしばしば覆う。都市の植栽計画、並木、個人庭園で利用される。材は軽く、重量のかかる建築には広く用いられないが、地域によっては小規模な木工や工芸に使われてきた。養蜂家にとっては、開花期に豊富な蜜と花粉を供給する樹木として価値がある。
生態に関する注記と識別
原産地以外の一部地域では、J. mimosifoliaは帰化しており、とくに気候と土壌が生育に適する場所では侵略的にふるまうことがある。他のジャカランダ種とは、花色、葉の形、成長習性に違いがあり、園芸では特定の花色や樹形をもつ系統が選ばれる。病害虫は概して限定的である。栽培上の主な課題は霜への弱さと排水不良であり、後者は根の衰弱につながる可能性がある。
特徴的な花と広範な植栽により、J. mimosifoliaは世界中の多くの温暖な都市景観で親しまれている。よく生育する地域では、地域の祭りや季節の花景観と結び付けられることも多い。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com Jacaranda mimosifolia(ブルージャカランダ/シダノキ) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/48834