小林 健太(こばやし けんた、1981年3月12日生まれ)は、日本のプロレスラー。リングネームはKENTAで知られる。かつてWWEと契約しており、リングネームを伊丹英雄としてNXTに参戦していた。その後WWEを退団し、日本のリングへ復帰している(以下ではNOAHでのGHC王座歴とWWE/NXTでの経緯を中心に紹介する)。
プロレスリング・ノアでの歩み
プロレスリング・ノアに所属していた期間(おおむね2000年代前半から2013年まで)に、多くの主要タイトルや大会で活躍した。主な実績は以下のとおりで、団体を代表するレスラーの一人として長年にわたり存在感を示した。
- GHCヘビー級王座:1回(ヘビー級トップとしての獲得)
- GHCジュニアヘビー級王座:3回(ジュニア層での王者としての実績)
- GHCタッグ王座:1回(タッグ戦線でのタイトル獲得)
- 大会優勝:2012年のグローバルリーグ(個人戦)優勝、2013年のグローバルタッグリーグ優勝など
ノア時代は、長年のライバルである丸藤正道(まるふじ まさみち)との因縁やタッグ結成を通じて、シングル・タッグの双方で記憶に残る名勝負を多数残した。王座防衛やシリーズ戦での活躍により、団体の顔として高く評価されていた。
WWE/NXTでの経歴
KENTAは海外進出を果たし、2014年にWWEと契約。WWEでは日本語名を英語表記にしたリングネームで登場し、NXTを中心に活動した。WWE在籍中の経緯は概ね次の通りである。
- WWE入団後、パフォーマンスセンターでのトレーニングを経て、NXTに参戦。日本で見せていた鋭い打撃やスピードを持ち味に新しい舞台で試行錯誤した。
- 複数回の負傷(肩や膝など)により長期欠場を経験し、思うように連続した成果を上げられなかった時期があった。
- 復帰後はNXTだけでなく一時的にメインロースターにも上がったが、思うようなブレイクには至らず、最終的に2019年にWWEを退団。
WWEでの活動は、海外の大舞台での経験や技術の幅を広げる機会となった一方で、怪我と復帰の繰り返しがキャリアに影響を与えた。退団後は日本のプロレス界へ復帰し、新たな挑戦を続けている。
リングネームと表記
本名は小林健太。日本のベテランである小橋健太(Kenta Kobashi)と混同されやすいことから、リングでは姓を省いて「KENTA」として活動するようになった。表記はすべて大文字のローマ字で綴っていることが特徴で、リングネーム自体がブランドとして定着している。
ファイトスタイルと代表技
KENTAはスピードのある打撃(特に膝蹴り)と高精度の攻撃で知られる。代表的な技には強烈なニー・ストライクやインパクトのあるフィニッシャーがあり、日本や海外で同じ技を受け継ぐ選手もいる。実戦的で「ストライカー」としての評価が高く、観客を惹きつける攻撃的なファイトが持ち味である。
以上が、NOAHでのGHC王座歴とWWE/NXTでの経歴を中心としたKENTA(小林健太/伊丹英雄)の概略である。経歴は移り変わりがあるため、最新の所属や戦績は公式発表や各団体の情報で随時確認することをおすすめする。