キーター — ギターのように演奏する携帯型キーボード楽器
キーターは、ストラップで肩から掛け、ギターのように演奏する軽量なキーボード楽器である。鍵盤による音の制御とステージ上での機動性を兼ね備え、1980年代のポップスや電子音楽と広く結び付けられるようになった。
概要
一般にキーターと呼ばれる楽器は、ショルダーストラップで装着し、立ったまま、またはステージ上を動きながら演奏する携帯型キーボードである。外形は小型のエレクトリックギターに似ているが、弦とフレットの代わりにピアノ式の鍵盤列を備える。この設計は機動性を重視しており、キーボード奏者は固定式スタンドに置かれた楽器から離れて演奏しつつ、鍵盤ならではの表現力を保つことができる。
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10 画像設計と主な構成要素
キーターは通常、鍵盤部と、本体から外側へ伸びるネックまたは操作パネルを組み合わせた構造である。代表的な要素には、次のものがある。
- 鍵盤:数オクターブにわたるコンパクトな鍵盤で、ベロシティに反応する仕様のものもある。
- ネック上の操作子:ピッチベンド、モジュレーション、リボンコントローラー、割り当て可能なスイッチなどがネックに配置される。演奏者は片手で音色を変化させられる。
- 音源またはインターフェース:シンセサイザー音色やサンプル音を内蔵するキーターもある。現代の機種では、外部音源モジュールやソフトウェアを操作するMIDIコントローラーとして主に機能するものが多い。
- 電源と接続性:ステージ上での移動性のため、電池駆動が一般的である。MIDI、USB、またはオーディオ出力により、ほかの機器へ接続する。
歴史と発展
試作機や実験的な携帯型キーボードは1970年代に登場し、商業モデルは1970年代後半から1980年代初頭にかけて、より幅広い層に普及した。1980年には、初期の広く知られた量産例の一つが登場し、この楽器の視覚的なイメージの確立に寄与した。キーターは、シンセサイザーによる音色を視覚的なショーマンシップが補完する電子音楽、ポップス、ロックの演奏に自然に受け入れられた。
用途と文化的影響
演奏者はキーターを用いて、旋律的なリード演奏とステージ上での機動性を両立させてきた。この楽器は1980年代のポピュラー音楽やミュージックビデオと強く結び付けられるようになったが、シンセサイザーの音色とライブ演奏での動きをともに重視する多様なジャンルで使われ続けている。現代では、キーターは単体で音を出す楽器としても、ライブでバーチャル・インストゥルメントを操作するMIDIコントローラーとしても用いられる。
種類と主な相違点
キーターには、基本的なコントローラーから多数の内蔵音色を備えたモデルまである。重要な違いは、内部音源を搭載するか、コントローラーとしてのみ機能するかという点、およびネックにどのような演奏用操作子が備えられているかである。キーターにはギターと異なり弦はなく、音高と音色は電子回路またはデジタル音源から得られる。一方で、ストラップで装着する姿勢と、ステージ演奏を重視した人間工学的設計は、ギター型楽器の特徴を取り入れている。
参考資料と関連情報
一般的な定義や歴史の概要については、ギターやキーボードなど、関連する楽器の項目を参照のこと。機種ごとの情報については、メーカー資料や利用者のレビューに、機能、接続性、演奏技法の詳細が掲載されている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com キーター — ギターのように演奏する携帯型キーボード楽器 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/53144