アレーナ・ダ・バイシャダは、ブラジル・パラナクリチバ市のアグア・ベルデ地区にあるサッカースタジアムで、クラブの所有するスタジアム施設として知られています。現行の公表値では最大収容人数は28,327人とされてきましたが、歴史的な改修や大会ごとの整備により収容人数が変動してきた点に留意が必要です。かつての正式名称はEstádio Joaquim Américo Guimarãesであり、2005年から2008年4月1日までの短期間はスポンサー名により京セラアリーナと呼ばれていました。

概要と歴史

スタジアムは1914年6月6日に開場し、スタジアム名はInternacional-PR(América-PRと合併したクラブ)の元会長であるJoaquim Américo Guimarãesを称えたものです。ジョアキン・アメリコ・ギマランイスは1912年にこの地でのスタジアム建設を始め、以降クラブのホームスタジアムとして改修と再建を重ねてきました。所有者はクルベ・アトレティコ・パラナエンセで、クラブと一体となった運営・開発が行われています。

改修と設備

  • 改修歴:長年にわたる改修工事でピッチや観客席、施設の近代化が進められてきました。特に国際大会を見据えた整備で設備の大幅な更新が行われています。
  • 屋根と構造:一般には「アリーナ」と呼ばれますが、技術的には屋外スタジアムであり、観客席には屋根がかかっている部分が多く設けられています。
  • ピッチ:プロ仕様の天然芝(もしくは天然芝主体のハイブリッド芝)を採用しており、試合・練習・イベントに対応する管理がなされています。
  • 観戦環境:VIP席、報道席、選手用ロッカールーム、ファン向けのコンコースや飲食設備など、プロクラブの本拠地として必要な設備が整備されています。

2014年FIFAワールドカップ

2009年5月31日、このスタジアムは2014年ブラジルワールドカップの試合会場の一つに選定されました。ワールドカップ開催に向けて追加の改修や整備が行われ、大会期間中に国際試合が行われました(大会仕様に合わせた一時的・恒久的な収容力や設備の調整が実施されました)。

主な利用と地域への影響

  • ホームクラブ:日常的にはクルベ・アトレティコ・パラナエンセの本拠地として使用され、国内リーグやカップ戦、国際大会の試合が開催されます。
  • イベント:サッカー以外にもコンサートや地域イベント、企業イベントなど多目的に利用されています。
  • 地域経済:スタジアム周辺の商業・交通網には活性化効果があり、試合日には飲食店や小売店の集客増加が見られます。

アクセスと来場案内

スタジアムはクリチバ市内のアグア・ベルデ地区に位置し、公共交通機関や路面電車(導入されている都市交通)を利用しての来場が一般的です。試合日には周辺の交通規制や臨時のシャトルバス運行が行われることがあるため、事前にクラブや開催者の案内を確認することをおすすめします。

備考

アリーナの名称や収容人数、設備はスポンサー契約や改修のタイミングで変更されることがあります。歴史的背景と近年の近代化が混在する施設であり、訪れる際は最新の公式情報に基づいて計画を立ててください。