LiveJournal(LJ)とは?ブログSNSの歴史・機能・使い方を解説

LiveJournal(LJ)の歴史・特徴・使い方をわかりやすく解説。ブログSNSの魅力や交流機能、始め方を初心者向けに網羅。

著者: Leandro Alegsa

LiveJournal(しばしばLJと呼ばれる)は、インターネットユーザーがブログを書き続けたり公開したりできるウェブサービスであり、同名のソフトウェアの名前でもあります。LiveJournalは単なる日記サイトにとどまらず、ユーザー同士が「フレンドリスト」やコミュニティ機能を通じて交流できる点が特徴です(例:LJトークによるインスタントメッセージ等)。かつてはカリフォルニア州サンフランシスコを拠点として運営されていましたが、運営体制や拠点は歴史の中で変化しています。

沿革(簡潔なタイムライン)

LiveJournalは1999年にBrad Fitzpatrickが高校時代の友人に自分の活動を報告するために始めたのが始まりです。以降コミュニティ中心の使われ方が広がり、個人日記からソーシャルなブログSNSへと成長しました。

  • 1999年:サービス開始。
  • 2000年代前半:ユーザー数とコミュニティ文化が拡大。
  • 2005年1月:ブログソフトウェア会社のSix Apartが、Fitzpatrickが所有していたLiveJournalを運営するDanga Interactiveを買収。
  • 2007年:LiveJournalの所有権はロシアのインターネット企業(SUP Mediaなど)に売却され、運営方針やサーバー運用の一部が変わりました。
  • 2010年代以降:グローバルなユーザーベースは縮小する一方で、特定地域やテーマに密着したコミュニティは活発に残っています。

主な機能

  • エントリー投稿:テキスト、画像、リンクを含む日記・記事を投稿できます。投稿には公開範囲の設定が可能です。
  • コメント機能:投稿に対してコメントが付き、会話や議論が行えます。
  • フレンドリスト:気になるユーザーを「フレンド」に追加すると、その人の更新がフィードに表示されます。
  • コミュニティ(グループ):共通の話題で集まる公開/限定のグループを作成・参加できます。
  • プライバシー設定:投稿ごとに「公開」「フレンズのみ」「自分のみ」など細かく設定できます。
  • カスタマイズ:ユーザーページのデザイン変更、プロフィール(userpic、興味タグ、ムード等)の設定。
  • LJ Talkなどのチャット機能:リアルタイムの短いメッセージ交換が可能な機能が提供されていました(提供状況は変わることがあります)。
  • RSS/API:外部アプリやRSSリーダーで更新を受け取ることができます。
  • 有料オプション:広告非表示や追加カスタマイズなど、有料会員向けの機能がある時期がありました。

使い方(初めての方向け簡単手順)

  • アカウント作成:メールアドレス/ユーザー名を登録してアカウントを作ります。
  • プロフィール設定:userpic(プロフィール画像)や自己紹介、興味タグを設定します。
  • 投稿作成:ダッシュボードから新しいエントリーを作成。タイトル、本文、画像添付、タグやカテゴリー設定、公開範囲を指定して投稿します。
  • フレンド/コミュニティ参加:気に入ったブログをフレンド登録したり、興味あるコミュニティに参加して交流します。
  • コメント管理:自分の投稿へのコメントやメッセージに返信し、会話を続けます。荒らし対策として承認制にしたりブロックも可能です。
  • アーカイブ・バックアップ:重要な投稿はエクスポートやRSSで定期的にバックアップしておくと安心です。

プライバシーと安全上の注意

  • 公開範囲を確認する:投稿ごとに公開設定を見直し、個人情報を不用意に公開しないようにします。
  • 古い投稿の管理:過去の投稿を見直して不要な個人情報を削除することをおすすめします。
  • 運営方針の変化:所有者や運営拠点が変わると、利用規約やデータ管理方針が変わることがあります。重要な変更は通知を確認してください。
  • 代替バックアップ:長期保存を望む投稿は、ローカルに保存するか他のプラットフォームへエクスポートしておくと安全です。

現状と補足アドバイス

かつてほどの世界的なブームは収まっていますが、LiveJournalには特定テーマや地域に根ざした活発なコミュニティが残っています。海外ではLiveJournalから派生した別のサービス(例:Dreamwidthなど)や、WordPressやTumblrなどのブログサービスへ移行するユーザーもいます。

初めて利用する場合は、まず公開設定とプライバシーポリシーを確認し、興味のあるコミュニティに参加して雰囲気を掴むのが良いでしょう。コミュニティごとにマナーやルールがあるため、ルールを尊重して交流することが快適な利用につながります。

上記は基本的な解説です。機能や運営状況は時間とともに変化しますので、最新情報は公式サイトおよびサービスのアナウンスを確認してください。

特徴

LiveJournalには「フレンドリスト」というサービスがあり、このサイトもブログサービスでありながら、友人などとの交流の場になっている。

LiveJournalでは、ユーザーがいくつかの方法でアカウントを変更することができます。S2というプログラミング言語を使って、ユーザーは自分のブログを違ったものにすることができます。ユーザーはユーザーピックと呼ばれる小さな写真(最大100×100ピクセル)をアップロードすることができ、これはユーザー名の横に表示される。ユーザーはお金を払うことで、ユーザーピックの追加、投稿に自分の声を録音する機能(「ボイスポスト」)、投票機能、よりよいレイアウトなどの機能を得ることができる。

また、各ユーザーは「ユーザー情報」ページを持ち、そこには連絡先、ユーザーの経歴、友人、趣味、コミュニティ、出身校などのリストが表示されます。

現在、LiveJournalには5種類のアカウントがあります。全LiveJournalユーザーの約95%は、非課金アカウント(「プラス」アカウント)を使用しています。人々は、アカウントにお金を払って("Paid "アカウント)、より多くの機能を得るか、あるいは、無料でより多くの機能を持つが、広告がある "sponsored "アカウントを取得することができます。「アーリーアダプター」は、1999年か2000年にLiveJournalにサインアップした人たちのアカウントです。また、永久アカウントもあります。ほとんどの人は永久アカウントを取得することができません。LiveJournalはたまにしか販売しませんし、二度と販売しないかもしれません。



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