ミニストリー は、いくつかの関連した意味で用いられる。一般には、人々がより大きな機関のために職務を果たす役職、職務、または組織的活動を指し、もっとも一般的には政府や宗教共同体で用いられる。正確な意味は文脈や、各国・各教派での用法によって異なる。
政府
公共行政では、ミニストリーは通常、行政権の内部にある主要な省庁で、特定の公共政策、行政、またはサービス分野を担当する。代表例として、財務省、教育省、保健省などがある。各ミニストリーはふつう、その部門の仕事について政治的に責任を負う大臣が率いる。
- 多くの議院内閣制では、「ミニストリー」は、首相と、それらの省庁を担当する大臣たちで構成される政府全体をまとめて指すこともある。
- 内閣 はしばしば、政策調整のために集まる上級ポストの大臣たちという、より狭い集まりを指す。一方、ミニストリーは単一の省庁を意味する場合もあれば、用法によっては在任中の全閣僚を指すこともある。
- 組織の形や名称は国によって異なり、「省庁」ではなく「局」「事務局」など別の名称を用いる国もある。
宗教
宗教的文脈では、ミニストリーは信仰共同体の霊的・実務的な必要に応える活動、機能、または職務を指す。これは、叙階された聖職者だけでなく、牧会、教育、典礼、慈善活動を担う信徒にも広く当てはまる。
- 牧会ミニストリーは、説教、牧会的ケア、秘跡に関する務めなどを含み、叙階された奉仕者や司祭が担うことが多い。
- 信徒によるミニストリーは、非叙階の構成員がプログラムを運営し、教え、相談に応じ、外部支援活動を組織することを指す。
- 宣教や社会ミニストリーは、伝道、開発援助、医療、教育、その他の地域奉仕に重点を置く。
その他の用法
政府や宗教以外でも、「ミニストリー」はより広い意味や専門的な意味で現れる。
- 歴史的な用法では、特定の大臣、または複数の大臣が在任している期間を指すことがある(たとえば「スミス内閣」)。
- とくに社会サービスや提言を行う組織や事業が、奉仕志向の目的を示すためにミニストリーという語を採用することがある。
- 大衆文化では、この語が固有名として使われることもあり、たとえば音楽グループや創作プロジェクトで用いられる。
語源と意味
この語は、「奉仕」や「従者」を意味するラテン語に由来する。長い年月のあいだに発展し、公共、教会、または自主的な立場のいずれにおいても、義務、行政、他者への奉仕を強調する現代的な意味へと広がった。
関連概念
- 大臣(ミニストリーに結びつく職務の担い手)
- 内閣(上級大臣による集団的な意思決定機関)
- 省庁・局・事務局(政府ミニストリーの別称)
- 聖職者と信徒指導者(宗教的ミニストリーに関わる役割)