New7Wonders of the World(2000-2007)とは、現存する200のモニュメントから新しい世界不思議を選ぼうというものである。カナダ人・スイス人のバーナード・ウェーバーが主導し、スイス・チューリッヒのNew7Wonders Foundationが主催した人気投票です。受賞者は2007年7月7日にリスボンで発表されました。

この財団は、個人からの寄付と放送広告の販売だけで成り立っていた。公的資金や税金は一切使わなかった。最終発表の後、New7Wondersは、儲けはなく、投資額をほとんど回収できなかったという報告がされた。

世界の七不思議は、セレブリティ・クルーズの様々な旅程で見ることができます。

概要と選考の流れ

本プロジェクトは、まず候補となる約200のモニュメントを選定し(財団側による候補リスト)、その後一般投票によって絞り込みを行い、最終的に上位7件を「新・世界の七不思議」として選ぶという方式が採られました。選考過程では、予備投票→ファイナリスト(21件程度)→最終投票という段階があり、最終発表は2007年にリスボンで行われました。

投票方法

  • 投票手段:インターネット、電話、携帯電話(SMS)など複数のチャネルが用いられました。
  • 投票方式:個人の有権者による投票で、複数回投票が可能な仕組みが取られていたため、組織的な動員や国ごとのキャンペーンが大きな影響力を持ちました。
  • 管理体制:独立した国際機関による公式承認や完全な監査がない点が指摘され、投票の透明性や信頼性について議論がありました。

受賞一覧(2007年)

2007年7月7日の最終発表で選ばれた「New7Wonders of the World」は以下の7件です(国名を併記)。なお、古代の七不思議で唯一現存するギザの大ピラミッドは、投票の対象外として「名誉ある候補(honorary candidate)」に指定され、正式な7つの中には数えられませんでした。

  • チチェン・イッツァ(メキシコ)
  • キリスト像(コルコバードのキリスト像)(ブラジル)
  • コロッセオ(イタリア)
  • 万里の長城(中国)
  • マチュ・ピチュ(ペルー)
  • ペトラ(ヨルダン)
  • タージ・マハル(インド)

賛否・論争点

  • 公式性:UNESCOなどの国際機関はこのプロジェクトを公式に承認しておらず、「New7Wonders」は民間のキャンペーンによるリストであり、国際的な公式リストではないと明言しました。
  • 投票の透明性:複数投票の許容や監査体制の不備を理由に、投票結果の信頼性について批判が出ました。また、票の集計方法や不正防止策に関する疑問も指摘されました。
  • 商業性と資金:各国で大規模なプロモーションや動員活動が行われ、結果として広告や放送といった商業的側面が強調されたことへの批判がありました。財団は公的資金を使わないと主張しましたが、資金の流れや収支の透明性を問う声もありました。
  • 観光への影響:選出された遺跡・建造物には訪問者が集中し、保全や過剰観光(オーバーツーリズム)への懸念が生じました。一方で観光振興や地域経済への好影響をもたらした事例もあります。

その後と関連プロジェクト

New7Wonders Foundationは本プロジェクトの後も、自然や都市を対象にした別の投票企画(例:New7Wonders of Nature、New7Wonders Cities)を実施しました。民間主導の大規模な世論投票という手法は注目を集める一方で、文化財保護や国際的承認の観点からは議論が続いています。

まとめると、New7Wonders(2000–2007)は民間主導の大規模な人気投票であり、観光プロモーションや議論を喚起した一方、公式性や透明性に関する問題点も残りました。