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公式記録員(野球)

野球の試合の出来事を記録し、失策、自責点、安打などの公式記録を左右する中立的な判定を行う、リーグ任命の担当者。

概要

野球における公式記録員は、リーグから指定され、試合のあらゆるプレーを記録して、選手およびチームの成績の基礎となる正式なスコア記録を作成する中立的な担当者である。この役割は審判とは別である。公式記録員はグラウンド上のプレーの進行や結果を左右しない一方、出来事を公式記録にどのように記載するかについて、主観的な判定を行う。集計された記録は、ボックススコア、成績要約、ならびに競技の歴史的記録の作成に用いられる。競技の概要や用語については、野球を参照。

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主な職務

公式記録員の責務には、各打席の結果の記録、走者の進塁の記録、選手交代その他の公式な出来事の記載が含まれる。公式記録員は公式試合記録を作成し、試合後には完成した記録を、多くの場合電子システムを通じてリーグ事務局へ送付する。一般的な業務は次のとおりである。

  • 打者と投手を記載し、出場イニングを追跡する。
  • アウト、安打、得点、四球、三振、盗塁を記録する。
  • 補殺や刺殺などの守備プレーを記す。
  • 試合のプレー自体ではなく、成績上の記録に影響する判定を行う。

判定とその影響

公式規則に解釈の余地がある特定のプレーについて、公式記録員はその分類を決定する。こうした裁定は、打者の安打数や野手の失策数などの個人成績、ならびに自責点と非自責点の区分などのチーム記録に影響する。代表的な判定領域には、次のものがある。

  • 失策:野手が通常の守備努力で処理できたはずのプレーかどうかを判断し、野手に失策を記録するかを決める。例については失策を参照。
  • 野手選択:打者が安打ではなく、野手が別の走者をアウトにしようと選択したことによって出塁したかどうかを判断する。
  • 自責点と非自責点:得点した走者の失点を投手の自責点とするかを決める。この判断は、しばしば先行する守備上のミスに左右される。
  • 打球の扱い:安打と、失策として記録すべきプレーとを区別する。この区分は打率や出塁に関する成績に影響する。関連項目は安打を参照。
  • 暴投と捕逸:投球が捕手の後方へ逸れた際の走者の進塁について、責任をどちらに帰すかを決める。

手続、権限と変化

リーグは各試合の公式記録員を任命する。公式記録員は公式記録規則に従わなければならないが、判断の難しい場面では裁量を行使する。歴史的には紙の試合記録簿が使われてきたが、現代のリーグでは通常、標準化されたデジタル入力システムと、記録情報を収集する集中データベースが利用されている。野球ではリプレー技術や審査制度が拡充しているものの、リーグ事務局が後に審査を経て決定を修正しない限り、記録上の判定は一般に公式記録員の権限に属する。

重要性と留意点

公式記録は選手のキャリアと歴史的記録に影響を及ぼす。安打、失策、防御率はいずれも公式記録員の判定から導かれるためである。判定には主観性が伴い得ることから、記録は選手、メディア、ファンの注目や議論を招くことがある。中立性を保つため、公式記録員には公平であることが求められ、リーグから求められた場合には難しい判定の根拠を記録することが期待される。公式記録は、ボックススコア、各種ランキング、チームや統計分析者が利用する多くの分析システムの基盤である。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com 公式記録員(野球)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/72058

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