おおぞら — 1984年2月14日打上げの日本の科学衛星
おおぞらは、地球近傍環境の科学的研究を目的として、東京大学宇宙航空研究所(ISAS)により1984年2月14日に打ち上げられた日本の人工衛星。
概要
おおぞら(Ohzora、OozoraまたはŌzoraともローマ字表記される)は、1984年2月14日に地球周回軌道へ投入された日本の人工衛星である。この計画は、当時東京大学に所属していた宇宙航空研究所(ISAS)によって設計・管理された。今回の打上げは、日本が独自の宇宙研究能力を拡大していた1970年代後半から1980年代にかけて実施した、小型科学衛星ミッションの一連の取り組みの一つであった。
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1 画像目的とミッション
おおぞらは、地球近傍の宇宙環境における状態を調査する科学研究プラットフォームとして構想された。この時代にISASが手がけた衛星は、通常、上層大気、電離圏、および地球周辺の荷電粒子群の測定に重点を置いていた。個々の搭載機器の構成は異なっていたが、おおぞらのようなミッションは、宇宙天気現象と、それらが通信および衛星運用に及ぼす影響についての理解を深めることを目的としていた。
設計と運用
小型研究衛星として、おおぞらは当時一般的だった設計方式を採用した。すなわち、複数のセンサーを搭載したコンパクトな衛星バス、太陽電池アレイとバッテリーによる電力供給、そしてテレメトリーおよびデータ送信のための無線回線である。運用、追跡、データ収集はISASの地上チームが調整した。このようなミッションの成果は、較正データ、モデルの検証、後続ミッションの計画に寄与した。
打上げと組織的背景
この衛星は1984年2月14日に軌道へ投入された。このプログラムは、日本の学術宇宙コミュニティにおけるISASの役割、すなわち科学ペイロードの開発、研究者の育成、工学的経験の蓄積を示すものであった。ISASは後に日本の国家宇宙機関の組織構造における中核的な構成要素となり、大学の研究と国家プログラムを結ぶ役割を果たした。
遺産と特記事項
- 「おおぞら」という名称は、おおむね「大きな空」を意味し、地球近傍の宇宙環境に焦点を当てたミッションを表している。
- おおぞらは、日本の科学者・技術者に実地経験をもたらし、長期的な能力の構築を支えたISAS小型衛星の系譜の一部である。
- この時期のミッションの文書および公開データは、上層大気の長期変動に関する研究における歴史的比較に用いられている。
ISASおよび日本初期の科学衛星計画については、研究機関や宇宙史アーカイブが整備する機関概要とミッション・カタログを参照できる。1980年代半ばの技術報告書や学術論文には、機器性能と科学的成果をより詳しく説明したものがある。
おおぞらは、大学主導による独立した宇宙科学ミッションを軌道上で実施しようとした日本初期の取り組みを代表する例であり続けている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com おおぞら — 1984年2月14日打上げの日本の科学衛星 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/72138
出典
- isas.ac.jp : "Catalogue of ISAS Missions"