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プレイ・イット・ラウド(スレイドのアルバム)

『プレイ・イット・ラウド』は、ブレイク前の1970年に発表されたイングランドのロック・バンド、スレイドの2作目のスタジオ・アルバム。後年のスタイルの萌芽を示す、よりヘヴィで粗削りなサウンドを特徴とする。

『プレイ・イット・ラウド』は、イングランドのロック・バンドスレイドが1970年に発表した2作目のスタジオ・アルバムである。バンドが大衆的な成功を収める以前にリリースされた本作は、スレイドが形成途上にあった時期の姿をとらえている。のちにバンドが広めることになるグラム・ポップよりも、音量感があり、粗削りで、ガレージ・ロックや初期ハード・ロックに近い作風である。最初の英国発売時にはチャート入りしなかったが、1973年のカナダでの発売では40位を記録した。収録曲からシングルとして発売された「シェイプ・オブ・シングス・トゥ・カム」と「ノウ・フー・ユー・アー」も、当時はチャートで目立った成績を残さなかった。

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概要と音楽性

本作には、際立つエレクトリック・ギターのリフ、推進力のあるドラム・パターン、そしてノディ・ホルダーの個性的でざらついたリード・ヴォーカルを軸とする、短くエネルギッシュな楽曲が並ぶ。後期1960年代のロック、ブルースの色合いを帯びたハード・ロック、さらに後年バンドが発展させることになる観客が合唱しやすいフックを予感させるポップな感覚が融合している。オリジナル曲とカヴァー曲の双方を収録し、後期1960年代のカウンターカルチャー・ロックと結び付けられる楽曲「シェイプ・オブ・シングス・トゥ・カム」の演奏も含まれる。

メンバーと担当

  • ノディ・ホルダー — リード・ヴォーカル(バンドの特徴となった力強くハスキーな歌唱)
  • デイヴ・ヒル — リード・ギター(ステージ上での存在感とギター主導のリフ)
  • ジム・リー — ベース・ギター(マルチ楽器のパートとアレンジにも参加)
  • ドン・パウエル — ドラム(力強いリズムの基盤)

歴史と背景

スレイドがまだ自らのアイデンティティを確立しつつあった時期に録音・発売された『プレイ・イット・ラウド』は、1970年代初頭から半ばにかけてのバンドの商業的絶頂期に先行する作品である。この時期の彼らは、当初の名称や初期のスタイルから、大ヒットへとつながる独自のイメージとサウンドへ移行していた。広く知られる前に登場したため、当初の注目は控えめだったが、時を経てバンドの変遷に関心を持つファンやコレクターによって再評価されてきた。再発盤やデジタル配信により現代のリスナーにも届きやすくなり、グループの発展を示す重要な初期記録として捉え直されている。

評価と特記事項

スレイドの後期作品ほど広く称賛されているわけではないが、本作は粗削りなエネルギーと、のちにバンドを特徴付ける作曲・音響上の要素の早い兆候を示している点で注目される。地域的なロック・バンドから、英国のグラム・ロックおよびハード・ロックに影響を与えた存在へと移行したスレイドを論じる際に、しばしば取り上げられる。アルバム、バンド、関連リリースの詳細については、以下の資料を参照。

参考資料:アルバム・ページバンドの伝記

関連項目

著者

AlegsaOnline.com プレイ・イット・ラウド(スレイドのアルバム)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/77386

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