リアルタイム・ストリーミング・プロトコル
IETFが開発し、1998年にRFC2326として作成されたRTSP(Real Time Streaming Protocol)は、ストリーミングメディアシステムで使用するためのプロトコルであり、クライアントがストリーミングメディアサーバーを遠隔操作し、「再生」「一時停止」などのVTR的コマンドを発行したり、サーバー上のファイルに時間的にアクセスできるようにするためのものである。
ストリーミングデータの送信そのものは、RTSPプロトコルの一部ではありません。ほとんどのRTSPサーバーは、実際のオーディオ/ビデオデータのトランスポートプロトコルとして、標準ベースのRTPを使用しています。また、RealNetworks社のRTSPサーバーは、トランスポートプロトコルとしてRealNetworks社独自のRDTを採用しています。
クライアント
- Gストリーマ
- メディアプレーヤークラシック
- エムペグフォイップ
- エムピーレイヤー
- クイックタイム
- アヴィ・プレーヤー
- リアルプレイヤー
- スカイプ
- VLCメディアプレーヤー
- ウィンアンプ
- Windows Media Player
- ザイン
- MythTV via Freebox
- ゴムプレーヤー
サーバーソフトウェア
- QuickTime Streaming Server(クイックタイム・ストリーミング・サーバー)。Mac OS X Serverに同梱されているAppleのクローズドソース・ストリーミングサーバー
- Darwin Streaming Server(ダーウィン・ストリーミング・サーバー)。AppleがメンテナンスしているQuicktime Streaming Serverのオープンソース版
- pvServerです。以前はPacketVideo Streaming Serverと呼ばれていた、アルカテル・ルーセントのストリーミングサーバー製品です。
- Helix DNAサーバー。RealNetworksのストリーミングサーバー。オープンソースとプロプライエタリの両方があります。
- Live555です。VLC や mplayer などの有名なクライアントで使用されているオープンソースの C++ サーバおよびクライアントライブラリです。
- VideoLAN: オープンソースのメディアプレーヤーとストリーミングサーバー
- Windows Media Servicesの略。Windows Serverに含まれるマイクロソフトのストリーミングサーバー。
- VX30: Maui X-Streamのストリーミングビデオサーバーと組み込みJAVAクライアント。
関連ページ
- リアルタイム・トランスポート・プロトコル(RTP)
- IPTV、インターネットTV、モバイルインターネットデバイスなどの組み込みシステム向けのFusion RTSPソリューションです。