リレー競技(バトンリレー)とは|4×100・4×400など種類とルール

リレー競技(バトンリレー)の基本ルールや4×100・4×400の違い、戦術・歴史から長距離リレーまで、初心者にもわかりやすく解説。

著者: Leandro Alegsa

陸上競技の一つで、バトンを持って設定された距離を走り、次の走者にバトンを渡す競技です。多くの場合、4人の短距離走者で1チームを構成する。

陸上競技では、4×100メートルリレーと4×400メートルリレーの2つが標準的なリレーである。伝統的に4×400メートルリレーの決勝戦は、陸上競技大会の最後の競技である。

現在、長距離リレーは、あらゆるレベルのランナーに人気が高まっている。これらのランナーは通常、5~10キロメートル(3~6マイル)の長さのレッグを5~36本持ちます。

主な種目とバリエーション

  • 4×100メートルリレー:短距離のスピードと正確なバトンパスが勝敗を分ける。各走者は100mを走る。
  • 4×400メートルリレー:スピード持久力が重要。通常は1周(400m)ごとに交代する。スターターはレーンスタートで、種目によっては2周目以降に内側へ移る(ブレイク)がある。
  • 混合(ミックス)リレー:男女混成の4×400mリレーなどが国際大会で導入されている。戦術的に男女の走順をどう組むかがポイントになる。
  • 長距離リレー・駅伝:チームの区間数や区間距離が長い形式(5〜36区間など)。日本で特に発展している駅伝は市民ランナーからプロまで幅広く参加する。
  • その他のリレー:4×200m、4×800m、メドレーリレー(距離や種目を組み合わせる)や室内・クロスカントリー形式のリレーなど多様なバリエーションがある。

基本的なルール(大会による差異あり)

  • バトンの受け渡し:バトンは手で受け渡すことが原則。受け渡しは規定の交代ゾーン内で行わなければならない。近年の国際規則では、交代ゾーンの長さは合計30mに統一されている(以前の加速ゾーンを含めた扱いの変更など大会規則の改定に注意)。
  • レーンの扱い:4×100mでは基本的に全区間がレーン内で行われる。4×400mではスタートはレーンだが、ルールにより途中で内側に入ることが許される場合がある(大会ごとの指示に従う)。
  • 反則と失格:交代ゾーン外での受け渡し、他チームとの接触による妨害、故意の妨害行為などは失格(DQ)になる。バトンを落とした場合は妨害がなければ拾って再開できるが、他チームの走行を妨げてはいけない。
  • バトンの規格:バトンは通常プラスチック製の中空の円筒で、寸法や形状は競技規則で定められている。大会規定に合ったものを使用する必要がある。

バトンパスの技術

バトンパスはリレーで最も重要なスキルの一つです。主な方式は次の通りです:

  • ブラインドパス(視覚を使わないパス):受け手が振り返らず、手の位置を決めて受け取る方法。短距離リレー(4×100m)で一般的で、スピードを落とさずにパスできる。
  • 視認パス(振り返って受け取る):受け手が振り向いてバトンを見る方式。長めの区間や初心者に向くが、時間がかかるためスプリント向きではない。
  • パスの形:アップスイープ、ダウンスイープ、プッシュパスなどがあり、チームで統一して練習することが重要。

戦術と役割分担

リレーは個人の走力だけでなく、順番や役割分担が結果に大きく影響します。一般的な配置例:

  • 第1走者:スタートダッシュとレーンキープが得意な選手。
  • 第2走者:コーナーをうまく走れる選手(4×100ではカーブ担当が多い)。
  • 第3走者:カーブの出口から直線につなげる役割。接戦で堅実さが求められる。
  • アンカー(第4走者):プレッシャーに強く、追い上げ・逃げ切りができる実力者が置かれることが多い。

長距離リレー(駅伝)について

長距離リレーは区間ごとに距離が長く、個人の走力差や区間ごとの戦略が重要になります。日本で盛んな「駅伝」は高校・大学・実業団・市民大会など幅広いカテゴリで行われ、区間ごとにタスキ(または襷)をつなぐ形式が一般的です。長距離リレーでは区間ごとの作戦、補給やリカバリー、コースの特徴把握が勝敗を左右します。

安全と練習のポイント

  • バトンパスの練習は実戦に近いスピードで繰り返すこと。交代ゾーンでの練習を十分行い、位置取りや合図を統一する。
  • 落下時の対応や妨害が起きた場合の行動をチームで確認しておく。
  • 怪我予防のため、スタートや加速のフォーム、コーナリングの技術を個別に磨く。

大会での見どころ

リレー競技はチームワークと瞬間の技術が勝敗を決めるため、最後まで結果が分からないスリリングな展開が魅力です。特にバトンパスの成功・失敗、アンカーの追い上げなどが観客を沸かせます。

駅伝のバトンタッチ。Zoom
駅伝のバトンタッチ。

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