二塁(セカンド)とは?役割・守備番号4・ダブルプレーの基本と有名選手
二塁(セカンド)の基本と守備番号4、ダブルプレーの技術、有名選手の特徴まで分かる解説ガイド。野球ファン必読!
二塁(2B)とは、野球の塁のうちホームから数えて2番目の塁で、ランナーが得点を目指す際に必ず通過する塁の一つです。二塁を守る守備位置の選手を二塁手(セカンド)と呼びます。二塁手は機動力と素早い処理能力が求められ、守備ではとくにグラウンドボールの処理やダブルプレーの連係が重要になります。守備位置の番号付けでは、二塁手は「4番」に割り当てられています。
主な役割
- 内野の中央付近でゴロをさばくこと(ショートと併せて内野の中央を守る)
- ダブルプレーでの二塁カバーとショートとの連係プレー(捕球からの切り返し・正確な送球)
- 盗塁の際に二塁をカバーしてランナー刺しを狙うこと
- 外野からの送球の中継(カットオフ)や本塁への返球の起点になる場合があること
- 犠牲バントや内野安打を防ぐためのポジショニングや走者へのプレッシャー
求められるスキル
- 機動力・フットワーク:左右の動きに素早く対応し、素早い方向転換ができること
- グラブワークと送球の正確さ:ボールの捕球・素早いスローイングでアウトを取る
- 連係力:ショート、投手、捕手、外野手と的確にコミュニケーションを取りながら動くこと
- 状況判断力:シフトや走者の状況に応じてどの塁をカバーするかを即座に判断する
- 精神的タフネス:連続したプレーや重要な場面でも冷静に動けること
ダブルプレーと左右の利き手
二塁手はショートストップとともにダブルプレーの中心を担います。捕球→切り返し(ピボット)→一塁への送球という一連の動作はスピードと正確さが要求され、右利きの選手が多いのは一塁への送球を有利に行えるためです。左利きの内野手は一塁以外では珍しく、ダブルプレーの回転や送球面で不利になることが多いのが理由です。
守備位置での細かな動き
- 盗塁やヒットで一塁走者が出たときの二塁カバー(キャッチャーや投手との連係)
- 外野からの速い返球に対する中継(カットオフ)や本塁送球の判断
- バント処理やファーストベースマンが出るケースでの一塁カバー(試合状況により投手や二塁手がカバーする場面がある)
- 守備シフトや相手打者の特徴に応じたポジショニング調整
攻撃面での役割(現代の傾向)
伝統的に二塁手はコンタクトヒッターや高い出塁率、機動力を持つ選手が多いポジションでしたが、近年はパワーも兼ね備えた二塁手が増えています。チームによっては打順の中軸を任される二塁手もいます。
代表的な二塁手(例)
現在や最近で知られる代表的な二塁手には以下の選手が挙げられます——チェイス・アトリー、ロビンソン・カノ、ダスティン・ペドロイア、オーランド・ハドソン、アーロン・ヒル、ベン・ゾブリスト。これらの選手は守備での安定感や攻撃面での貢献など、それぞれの長所を持ち合わせています。
まとめ:二塁手は内野の中核を担う重要なポジションで、守備では正確な処理とショートとの連係、攻撃では機動力や打撃力が期待されます。スコアリングにおける守備位置番号は「4番」で、試合を支える縁の下の力持ち的存在です。

二塁手の位置

1905年のハウツー冊子の表紙
全米野球殿堂入りした二塁手
全米野球殿堂入りを果たした二塁手は以下の通りです。
- ロッドキャリュー
- エディ・コリンズ
- ボビー・ドーア
- ジョニー・エバース
- ネリーフォックス
- フランキー・フリッシュ
- チャーリー・ゲーリンガー
- ジョー・ゴードン
- フランク・グラント
- ビリー・ハーマン
- ロジャース・ホーンスビー
- ナップラジョア
- トニー・ラッツェリ
- ビル・マゼロスキー
- ビッド・マクフィー
- ジョー・モーガン
- ジャッキー・ロビンソン **
- ライネ・サンドバーグ
- レッド・シェーンディエンスト
* 一塁手としてキャリアをスタートさせ、その後二塁手に転向。
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