ソン・フンミン(ハングル:손흥민 [sŋ]、1992年7月8日生まれ)は、韓国のサッカー選手である。現在、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーF.C.に所属している。ソンは、ウィンガーとストライカーの両方をこなすフォワードであり、そのスピード、得点力、左右両足の高い精度と献身的な守備貢献で知られる。ブンデスリーガではハンブルガーSVとバイヤー・レバークーゼンでプレーしていた。また、ソンは韓国代表の中心選手でもあり、2014年FIFAワールドカップに出場している。
プロフィール(要点)
- 氏名:ソン・フンミン(손흥민)
- 生年月日:1992年7月8日
- ポジション:ウィンガー / フォワード(センターフォワードもこなす)
- 利き足:両足を使える(特に両足でのシュートが得意)
- 特徴:スピード、突破力、ポジショニング、長距離のミドルシュート、ヘディング、守備への貢献
経歴(クラブ)
幼少期に父・ソン・ウングン(元プロ選手/コーチ)の指導を受け、ドイツで育成を受けた後、ハンブルガーSVの下部組織を経てトップチームに昇格した。ブンデスリーガでのプレーを通じて経験を積み、バイヤー・レバークーゼンへ移籍してさらに成長した。2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーF.C.へ加入して以降、クラブの攻撃を牽引する存在となり、度重なる重要なゴールでチームを勝利に導いてきた。2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではトッテナムの決勝進出にも貢献した。
韓国代表での活躍
ユース世代から代表に関わり、A代表でも長年にわたり中心選手として活躍している。複数のワールドカップ(2014、2018、2022など)に出場し、重要な場面でゴールやアシストを記録している。また、2018年アジア競技大会では韓国U-23代表の一員として金メダル獲得に貢献し、これにより兵役免除の対象になったことは大きな話題となった。代表チームではキャプテンや副キャプテンを務めることもあり、チームの精神的支柱でもある。
成績・受賞(主なもの)
- プレミアリーグにおけるアジア人歴代最多得点者(クラブ通算でも重要な記録を保持)
- 2021–22シーズン:プレミアリーグ得点王(Golden Boot)を獲得(共有)
- 2019年・2020年頃から継続的にクラブの年間最優秀選手賞や月間最優秀選手賞を受賞
- 2020年:FIFAプスカシュ賞(年間最優秀ゴール賞)を受賞
- 2018年アジア競技大会:金メダル(韓国代表)
プレースタイル
ソンの最大の武器はスピードと決定力であり、カウンターからの仕掛けやサイドからの切り込みで得点機会を作ることに長けている。両足を使ってシュートを放てるため相手ディフェンスのマークが難しく、ミドルシュートやボレー、ヘディングも得意とする。さらに献身的な守備やランニング量の多さでチーム戦術にフィットするため、フォワードでありながら守備面でも高評価を受ける。
人物・私生活
礼儀正しくプロ意識の高い人物として知られ、チームメイトやファンからの信頼も厚い。ドイツでの育成期間が長かったことからドイツ語と英語が堪能で、国際的なコミュニケーション能力も高い。愛称は「ソニー(Sonny)」で、クラブや代表で親しまれている。また慈善活動や社会貢献にも取り組んでいる。
影響と評価
アジア出身選手としてプレミアリーグで高い成果を上げ続けている点は、多くの若手選手やアジア市場への影響力が大きい。テクニカルな能力とメンタリティの強さから、クラブ・代表問わず長年にわたり重要な存在として評価されている。
補足(近年の動向)
- トッテナムでは攻撃の中心として継続的に好パフォーマンスを発揮しており、キャプテンを務めるなどリーダーシップも発揮している。
- 代表ではワールドカップやアジア大会といった大舞台での経験が豊富で、若手への良き手本となっている。
総じてソン・フンミンは、個人技とチーム貢献を兼ね備えた現代的なフォワードであり、クラブ・代表双方において長期にわたる成功と影響力を持つ選手である。