MRTスティーブンス駅(DT10/TE11)—概要・構造・所在地(シンガポール)

MRTスティーブンス駅(DT10/TE11)の構造・設備・所在地を詳解。プラットフォーム直結改札や10分猶予制度、周辺アクセス情報を写真付きで紹介。

著者: Leandro Alegsa

MRTスティーブンス駅(DT10/TE11)は、シンガポールの高速鉄道の地下駅であり、ダウンタウン線(DT)とトムソン–イーストコースト線(TE)の接続駅として機能します。駅コードはDT10/TE11で、地下に位置するインターチェンジ駅です。

概要

スティーブンス駅は、ホームと同じ高さに改札口(料金所)が設置されている数少ない駅の一つです。ホームと同一階に改札がある駅は他にビシャン駅、エキスポ駅、チャンギ空港駅があります。このため、プラットフォームごとに独立した改札エリアが設けられており、構造上の制約から2つのプラットフォームは互いに分離されています。

構造・運用上の特徴

スペースの関係で、各方向のプラットフォームは互いに独立しており、それぞれに改札箱(入出場用ゲート)が設置されています。これにより、誤って反対方向の改札でタップしてしまう乗客が出ることがあり、その対策として陸運局は10分間の猶予時間(グレースピリオド)を設けています。間違ってタップした場合は、状況に応じてこの猶予を利用して正しい改札から再入場できる場合がありますので、案内表示や駅係員の指示に従ってください。

設備・利便性

  • バリアフリー設備:エレベーター、エスカレーター、点字ブロックなどを完備し、車椅子利用者や視覚障がい者にも配慮した設計。
  • 乗車券関連:自動券売機、チャージ機、タッチ式運賃ゲートを設置。
  • 案内表示:路線図や方面表示、乗換案内が分かりやすく配置されているため、初めての利用でも移動しやすい。
  • 付帯施設:待合スペースや簡易な商業設備(キオスク等)を備える駅が多く、必要なサービスを利用可能。

所在地・周辺情報

Stevens駅は、駅名の由来となったBukit Timah RoadとStevens Roadの交差点付近に位置しています。周辺は住宅地や教育機関、公園、小規模な商店街が混在するエリアで、徒歩圏には飲食店やカフェ、生活利便施設があります。駅は路上バスなど他の交通機関とも接続しており、周辺各所へのアクセスが良好です。

利用時はプラットフォームごとの改札配置に注意し、乗り換えや進行方向を事前に確認して行動するとスムーズです。何か不明点があれば駅係員に問い合わせてください。

歴史

この駅は2015年12月27日、ダウンタウンラインのステージ2の他の部分とともに開業しました。トムソン・イーストコーストラインの区間は、2021年にステージ3として開通する予定です。



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