サマースラム(2001年)は、ワールド・レスリング・フェデレーション(WWF)によるプロレスリングのペイパービューショーである。2001年8月19日にカリフォルニア州サンノゼのCompaq Centerで開催されました。WWFによる14回目のサマースラムイベントでした。

メインイベントでは、ロックがブッカーTを破りWCW選手権を獲得しました。ロックはブッカーTにロックボトムを決めた後、ピンフォールで勝利しました。もう一つのメインマッチは、WWF選手権をかけたスティーブ・オースティンとカート・アングルの試合でした。オースティンがレフリーを攻撃した後、アングルが失格で勝利しました。アンダーカードでは、メインマッチがWCWタッグチャンピオンのアンダーテイカーとケイン、WWFタッグチャンピオンのダイヤモンド・ダラス・ページとカニヨンのスチールケージマッチでした。アンダーテイカーとケインは、アンダーテイカーがペイジにラストライドを実行した後、ピンフォールで勝利しました。

大会概要

サマースラム2001は、WWFが当時進行していた「インベージョン(WCW/ECW vs. WWF)」の大型ストーリーラインの最中に行われました。WCWやECWの選手がWWFの興行に登場し、タイトル戦や抗争が集中していた時期です。本大会はその流れを象徴するカードが組まれ、WWFと買収したWCW陣営の対立が試合結果にも反映されました。

主な試合結果

  • WCW選手権:ロック defeated ブッカーT(ロックがロックボトムでピンフォール)
  • WWF選手権:カート・アングル defeated スティーブ・オースティン(オースティンのレフリー攻撃によりアングルがDQ勝ち)
  • スチールケージマッチ(WCWタッグ選手権 vs WWFタッグ選手権の対抗戦):アンダーテイカー&ケイン defeated ダイヤモンド・ダラス・ページ&カニヨン(アンダーテイカーのラストライドからのピンフォール)

試合の見どころ

  • ロックとブッカーTの対戦は、WCW陣営の顔であったブッカーTに対し、WWF側のスターがWCWタイトルを奪うという象徴的な決着となりました。ロックのフィニッシュムーブ「ロックボトム」での決着は大会のハイライトです。
  • オースティン対アングルのWWF王座戦は、試合中の混乱(オースティンによるレフェリー攻撃)で試合が失格決着となり、タイトル移動は起きませんでした。この決着はストーリーを継続させるための布石となりました。
  • スチールケージにおけるアンダーテイカー&ケイン対DDP&カニヨン戦は、力と物語性を重視した試合で、アンダーテイカーのラストライドで勝利が決まりました。

評価・影響

大会の評価は賛否が分かれました。大物スターが複数絡むカードは注目を集めた一方で、失格や介入による決着がいくつか見られ、即時的な満足感よりもストーリー継続を優先した構成だと批判される面もありました。とはいえ、ロックのWCW王座獲得はインベージョン期の一大トピックとなり、以降の展開にも影響を与えました。

余波(その後の展開)

サマースラム後は、各王座や抗争がさらに複雑化し、WWF内での勢力図が変化していきます。特にロックのWCW王座獲得やオースティンとアングルの因縁は、以後のPPVやテレビ番組での再戦・因縁の深化につながりました。インベージョン自体も年内に向けて重要な局面を迎えていきます。

補足

  • 開催日:2001年8月19日
  • 会場:Compaq Center(サンノゼ)
  • 本大会はWWFによる14回目のサマースラム興行であり、同年のインベージョン期を象徴する大会の一つとされています。