ザ・マリン(2006年の映画)
WWEレスラーのジョン・シナ主演、WWEスタジオ製作・20世紀フォックス配給による2006年のアクション映画。軍事を題材とするスリラーで、WWE映画フランチャイズの出発点となった。
概要
『ザ・マリン』は、WWEスタジオが一般映画製作へ早期に進出した作品の一つとなった、2006年のアメリカ合衆国のアクション・スリラー映画である。プロレスラーのジョン・シナが主演を務め、暴力犯罪によって家族が被害を受けた後、自ら問題を解決しようとする元海兵隊員の物語を、直截かつ勢いのある形で描く。格闘、カーチェイス、従来型のアクション映画の定番要素を組み合わせ、映画ファンとスポーツ・エンターテインメントのファンの双方を対象とした。
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2 画像あらすじと主な要素
主人公は、除隊したばかりのアメリカ海兵隊員である。身近な人物に対して犯罪者たちが暴力行為を働いたことで、彼の市民生活は一変する。通常の法執行機関の対応を待つことを拒んだ彼は、緊張感が高くテンポの速い展開のなかで犯人たちを追跡する。物語では肉体的な衝突と個人の決意が前面に置かれ、法廷劇や捜査手続きのドラマよりも、義務、忠誠心、一人で正義を遂行することという主題が強調されている。
製作と公開
本作は、WWEが自社の才能を映画へと展開し、レスリングリングの外にいるより幅広い観客へ届ける取り組みの一環として、同社の映画部門であるWWEスタジオが製作した。アメリカ合衆国では20世紀フォックスが配給を担当した。宣伝ではジョン・シナのWWEでの人物像を活用しつつ、本作を一般向けアクション作品として位置づけた。公開後は数週間にわたって劇場で上映され、その後、家庭用メディアおよびテレビでも提供された。
興行成績と評価
商業面では、低予算から中予算のアクション映画としては中程度の収益を上げた。公開初週末には注目すべき興行収入を記録し、複数週にわたって劇場公開された後、アメリカ国内で数百万ドルを稼いだ。批評家の反応は賛否両論だった。筋書きは定型的だと評されることが多かった一方で、シナのスクリーン上での存在感や、手堅いアクション振付を評価する意見も見られた。本作は、単純明快で気軽に楽しめるアクション娯楽を求める観客に最も強く支持された。
遺産と意義
『ザ・マリン』は、WWEスタジオがレスリング界の人材を起用した映画を継続的に製作する会社として定着する一助となり、ジョン・シナがWWE以外の俳優役へ段階的に移行することにも寄与した。また、後年には複数の続編とスピンオフが製作され、その多くはビデオ直販を中心とする形態で公開され、プロレスで知られる出演者を起用する慣行も引き継がれた。スポーツ、スペクタクル、映画が交わるクロスオーバー型エンターテインメントのファンにとって、本作はよく知られた初期の例として残っている。
スタジオの映画作品ラインアップや後続作品については、エンターテインメント媒体および業界概要による製作の概説や回顧記事を参照されたい。本作は、大手エンターテインメント・ブランドがメディア横断で人材の知名度を高めるために用いるクロスプロモーション戦略を論じる際、しばしば引き合いに出される。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com ザ・マリン(2006年の映画) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/98415
出典
- the-numbers.com : "The Marine"
- rottentomatoes.com : "The Marine: Box Office Summary"