キング・コングの息子(1933年の映画)
『キング・コングの息子』は、1933年公開のプレコード期の冒険コメディ映画であり、『キング・コング』の直接的な続編。カール・デナムと小型の類人猿キコを描き、ウィリス・オブライエンの特撮、明るい作風、賛否の評価で知られる。
概要
『キング・コングの息子』は、RKOピクチャーズが製作した1933年のプレコード期の冒険映画で、オリジナル版『キング・コング』に直接続く作品である。興行師カール・デナムが髑髏島へ戻り、キコと呼ばれることの多い、白っぽい毛並みの小型ゴリラと出会う物語を描く。第1作の成功後すぐに製作されたこの続編は、見世物的な要素やストップモーション・アニメーションを残しつつ、より軽快でコミカルな調子を採用した。公式には『キング・コング』の直後の続編であり、以後長年にわたって最後のRKO製コング映画となった。
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1 画像あらすじと登場人物
オリジナルの悲劇的な規模を繰り返すのではなく、本作はデナムの不運と再起を中心に据えている。ロバート・アームストロングは、落ち着きのないプロデューサー兼冒険家であるデナム役を再演した。新たな類人猿キャラクターは、1933年の暴れ回るコングと対照をなす共感を誘う存在であり、作品のドラマとユーモアの多くは、人間たちとこのはるかに小さな生き物との交流から生まれる。物語はオリジナルよりも簡潔でテンポよく進み、大規模な災害よりも感傷性と喜劇的な場面を重視している。
製作と特殊効果
本作には、『キング・コング』に携わった職人の多くが参加した。ミニチュア模型とストップモーションの場面は、再びウィリス・オブライエンの先駆的技法に依拠しており、その仕事は以後何十年にもわたる映画のクリーチャー表現を形づくる一助となった。低予算の姉妹作品として構想されたため、上映時間は目に見えて短く、展開も速いが、前作を際立たせた技術的創意は保たれている。
公開、評価と遺産
公開時の評価は賛否両論だった。当時の批評家と観客は、より暗く野心的なオリジナルと比べて本作を低く評価したが、その魅力や特殊効果を称賛する声もあった。時を経て、映画史家たちは本作を『キング・コング』に対する興味深いトーン上の対照であり、スタジオがヒット作の成功を急いで活用しようとした初期の例として再評価している。本作の後、コングの名が日本以外で製作された別の大作映画に登場するまでには、ほぼ30年を要した。キャラクターは後に国際的な作品やリメイク作品で再登場し、1960年代にはゴジラとのスタジオ横断的な対決作『キングコング対ゴジラ』も製作された。
主な事実と特徴
- プレコード期ハリウッド作品に分類され、当時の比較的緩やかな製作基準を反映している。
- オリジナルの『キング・コング』より短く、よりコミカルで、人物たちの場面に重点を置いている。
- 予算削減にもかかわらず、ウィリス・オブライエンのストップモーションは際立つ技術的成果であり続けた。
- 後年の見方では、オリジナルの主題を直接継続する作品というより、興味深い姉妹作品として扱われている。
『キング・コングの息子』は、1930年代の大手スタジオがヒット作をどれほど迅速に続編化したか、また特殊効果映画の発展における位置づけという点で、映画史家の関心を集め続けている。『キング・コング』ほどの文化的影響には至らなかったものの、映画史においてコングの名を存続させてきた技術的・物語的な要素の一部を受け継ぎ、発展させた。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com キング・コングの息子(1933年の映画) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/98864