TVXQ(一般には「東方神起(トンバンシンギ / TOHOSHINKI)」と表記)は、韓国と日本でを中心に活動している男性ボーカルグループです。オリジナルのメンバーはユノ・ユンホ、ヒーロー・ジェジュン、ミッキー・ユチョン、シア・ジュンス、マックス・チャンミンの5人で、いわゆるK-POPを代表するグループの一つとして、台湾や中国など東アジアの国々でも高い人気を誇ります。グループは所属事務所のレコード会社SMエンターテインメントに所属している時代から大きな成功を収めました。
名称と呼称
韓国語表記は동방신기、漢字表記は東方神起です。日本では公式にローマ字表記のTOHOSHINKI(トウホウシンキ)として活動しており、韓国語読みの「ドンバンシンギ(東方神起)」や略称のDBSKでも知られています。
メンバー(オリジナル)
- ユノ・ユンホ(U-Know Yunho) — リーダー、メインダンサー・メインボーカルを務める。現在もグループ活動(後述)で中心的な存在。
- ヒーロー・ジェジュン(Hero Jaejoong) — メインボーカル。俳優・ソロ歌手としても活動。
- ミッキー・ユチョン(Micky Yoochun) — メインボーカル。俳優活動を行っていた時期もある。
- シア・ジュンス(Xiah Junsu) — メインボーカル、高音域を担当。ミュージカル俳優としても活躍。
- マックス・チャンミン(Max Changmin) — 最年少(マンネ)、ハイトーンボーカル担当。ダンス・歌唱ともに安定した実力を持つ。
代表作とセールス
グループはこれまでに日本のアルバムや韓国のアルバムを多数リリースし、国や時期によってヒット作を生み出してきました。代表的な作品と実績を挙げます。
- ミロティック(韓国4枚目、2008年) — 韓国国内で約55万枚以上のセールスを記録し、東方神起の代表作の一つとされる。サウンド面ではダンス曲と感情的なバラードが融合した意欲作。
- 日本での1stアルバム Heart, Mind and Soul(2006年) — オリコンで25位を記録。発売時のセールスは控えめだったが、日本活動の足がかりとなった。
- 日本での2ndアルバム Five in the Black — オリコンで2位を記録し、初週に約26,000枚以上を売り上げた。
- 日本での3rdアルバム T — 発売初日に約30,003枚を売り上げ、オリコン2位を記録するなど日本でも高い人気を示した。
活動歴の要点(結成〜現在)
- 2003年末にシングル「Hug」でデビュー(活動の公的開始年としては2004年と表記されることもある)。デビュー以来、韓国・日本双方でプロモーションを重ねて知名度を拡大。
- 2000年代中盤〜後半にかけてアジア圏での人気が確立。韓国では大規模なセールス、来場者の多いコンサートを成功させ、日本でもオリコン上位を獲得、ドーム公演を含む大規模ツアーを実施。
- 2009年〜2010年にかけてメンバー3人(ジェジュン、ユチョン、ジュンス)が事務所との専属契約を巡る訴訟を起こし、グループはオリジナル5人での活動を停止。訴訟後、3人はJYJとして活動を開始し、ユンホとチャンミンはSMエンターテインメントに残り、グループはデュオ体制へ移行しました。
- 2011年以降、ユノ・ユンホとチャンミンの2人体制で東方神起は活動を再開し、韓国・日本・アジアで精力的にリリースとライブを行っています。デュオとしてもアルバムやツアーで成功を収め、復活を果たしました。
音楽性・パフォーマンス
東方神起の音楽はダンスナンバー、バラード、R&B、ロック的な要素など幅広く、特に5人時代はハーモニーとダンスの完成度が評価されました。ステージングやダンスパフォーマンスに強みがあり、ライブの演出力も高く評価されています。
ファンと文化的影響
韓国の公式ファンクラブは「カシオペア(Cassiopeia)」と呼ばれ、長年にわたり世界最大級の規模を誇るファンクラブとされてきました。日本の公式ファンクラブは「Bigeast(ビギスト)」です。熱心なファン層を背景に、コンサートの動員やグッズ販売で大きな力を発揮しています。
受賞・記録
長年にわたり韓国・日本で多数の賞を受賞し、音楽チャートや売上記録で上位にランクインしてきました。特に日本でのオリコン上位獲得やドーム公演の実施など、外国アーティストとして顕著な業績を残しています。
まとめ
東方神起は結成以来、メンバー構成の変化を経ながらも、K-POPを代表する長寿グループとしての地位を確立してきました。大規模なコンサート、安定したボーカルとダンス、国境を越えた支持を背景に、韓国・日本をはじめとするアジア圏で大きな影響力を持ち続けています。