ウェルズ・ファーゴ・センター(Wells Fargo Center)は、ペンシルベニア州フィラデルフィアにある多目的屋内アリーナです。建設前は「スペクトラムII」と呼ばれていました。開場以来、命名権によりCoreStates Center、First Union Center、Wachovia Centerと名称が変わり、2010年以降は現在の「ウェルズ・ファーゴ・センター」として知られています。

概要

センターは1996年に完成し、旧スペクトラムに代わる新しい屋内競技場としてサウス・フィラデルフィアに建設されました。建設費は約2億1,000万ドルで、主に民間資金で賄われています(市および州は周辺のインフラ整備を支援)。所有はコムキャスト・スペクタクル(Comcast Spectacor)で、施設運営は同グループの運営部門が担当しています。

歴史と名称の変遷

1996年の開場以来、アリーナはフィラデルフィアの主要イベント会場として定着してきました。命名権は時期によって変わり、次のような名称で呼ばれてきました:

  • CoreStates Center(開場当初)
  • First Union Center
  • Wachovia Center
  • Wells Fargo Center(現名称、2010年〜)

競技のみならず、コンサート、ファミリーショー、格闘技大会、各種企業イベントや学術行事など幅広いイベントを開催しています。

施設・収容人数

用途に応じて座席構成を変更可能な多目的アリーナで、主な収容人数は以下のとおりです(公称値はイベントによって変動します):

  • バスケットボール:およそ20,000人規模
  • アイスホッケー:およそ19,000〜20,000人規模
  • コンサート(アリーナ配置):最大で約21,000人程度

館内には観客席のほか、ボックスシート、スイートルーム、飲食売店、チーム用ロッカールーム、放送設備、報道向け施設などを備えています。

主な使用チーム

ウェルズ・ファーゴ・センターはプロスポーツの本拠地として有名で、定期的に以下のチームのホームゲームが行われます:

これらのチームに加え、大学バスケットボールやアイスショー、エキシビションマッチなど多彩な試合が開催されます。

アクセスと周辺施設

センターはサウス・フィラデルフィア・スポーツ・コンプレックスの南西角に位置し、隣接する主要施設にはリンカーン・ファイナンシャル・フィールド、シチズンズ・バンク・パーク、および商業複合施設のXfinity Live!などがあります。公共交通機関やイベント時の臨時シャトル、周辺駐車場が整備されており、近隣の交通アクセスが良好です。

主なイベント・利用例

プロスポーツの定期戦以外にも、世界的アーティストのコンサートツアー、プロレス・格闘技大会、ファミリー向け公演、大規模見本市や企業イベント、時にはNCAAトーナメントの試合なども行われています。フィラデルフィア市内における主要な大型イベント会場の一つとして、地域文化や経済に大きく寄与しています。

※本記事は施設の概要を分かりやすくまとめたものです。詳細な座席図・最新のイベント情報・アクセス方法などは公式サイトや主催者の発表をご確認ください。