ウッディベイは、旧リントン・アンド・バーンスタプル鉄道(Lynton and Barnstaple Railway)の駅で、バーンスタプルから北デボン州のリントンとリンマスまでエクスムーアを通っていた狭軌鉄道(1フィート11½インチ=597mm)の駅でした。駅は海岸の集落であるウッディベイ本体から約2km内陸に位置しており、1898年3月7日の路線開通と同時に開業しました(当初は1901年に名称が変更されるまではウッディベイとして知られていました)。同線は1923年から1935年9月29日の廃線まで南部鉄道の一部として運営されました。

歴史と目的

ウッディベイ駅は、当時計画されていたウッディベイの海浜リゾート開発を支えるために建設されました。駅周辺には旅客・貨物の取り扱いが可能な簡素な施設が設けられ、リゾート訪問客や地域の輸送拠点として期待されていました。しかし、湾内に建設された桟橋は開通前に嵐で破壊され、その後1900年に事業者が倒産したため大規模なリゾート開発は中止となりました。湾への支線ルートも調査されましたが、結局実現しませんでした。

閉鎖とその後

経済的な理由や自動車交通の発展により、同路線は1935年に営業を停止して廃線となりました。以降、駅構内は放置される期間が続きましたが、保存鉄道運動の盛り上がりの中で再生の機会が訪れます。

保存・再生の取り組み

1995年、Lynton and Barnstaple Railway Company によってウッディベイ駅が取得されると、本格的な復元作業が始まりました。古写真や図面を基にプラットホームや駅舎の修復が行われ、2003年にはビジターセンターとして一般公開されました。以後、保存鉄道として段階的に線路の復旧が進み、2004年には数百ヤードの敷設線路を使った「アウト・アンド・バック」(往復)型の体験乗車が開始されました。

さらに2006年には、Parracombe Halt方面へ延伸する途中のKillington Laneに臨時駅が整備され、約1マイルにわたる区間で定期的な「ポイント・ツー・ポイント」運行(区間運行)が実施されるようになりました。これらの運行は主に保存・復元された客車や複製の狭軌機関車によって行われ、ボランティアや地元保存団体が運営を支えています。

施設・設備

駅の切り通しの先には仮設の馬車小屋(車両格納用の簡易シェッド)が設けられており、これは2003年に設置されたもので、線路がさらに延長されたときに移設できるように作られています。ビジターセンターでは、路線の歴史展示や保存活動の紹介、土産物や書籍の販売、イベント情報の案内などが行われています。運行日は蒸気やディーゼルのデモンストレーション、ガライベント、家族向けの体験乗車など多様な催しが開催されることが多く、訪問前に公式情報を確認することをお勧めします。

訪問情報と交通

ウッディベイ駅は保存鉄道として段階的に拡張・運行が行われているため、開館日や運行区間・時間は季節やイベントによって変わります。現地は山間部に位置するため公共交通は限られており、自動車でのアクセスや近隣の観光ルートと組み合わせた訪問が便利です。詳細な開館情報、運賃、ボランティア参加や寄付に関する案内は、Lynton and Barnstaple Railway Company の公式案内を参照してください。

現在の保存活動と将来計画

保存鉄道の活動は主に地元ボランティア、愛好家団体、寄付や会員制度によって支えられています。将来的な目標としては線路の更なる復元や駅施設の充実、運行区間の延長などが掲げられており、段階的に拡張が進められています。訪問や支援を通じて、地域の産業遺産としての価値が保持されています。

Woody Bay 駅 は次の場所にあります: grid reference SS68254641

座標。51°12′06″N 3°53′14″W / 51.20167°N 3.88718°W / 51.20167; -3.88718