X&Y(コールドプレイのアルバム)
コールドプレイの3作目のスタジオ・アルバム。2005年6月6日発売。シンセサイザーとアンセミックなプロダクションでサウンドを広げ、「Speed of Sound」などのヒット曲や、ボード符号を用いた特徴的なジャケットで知られる。
概要
X&Yは、イギリスのロックバンドコールドプレイによる3作目のスタジオ・アルバムで、2005年6月6日に発売された。初期作品を特徴づけたメロディアスで感情豊かなソングライティングを保ちながら、より大規模でエレクトロニックな色彩を帯びたアレンジへと意図的に踏み出した作品である。壮大なプロダクションとラジオ向きのアンセムを目指した本作は、バンドの作品の中でも特に広く商業的な注目を集めたリリースの一つとなった。
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4 画像レコーディングと音楽性
『X&Y』の制作では、シンセサイザー、重ねられたキーボード、密度の高いプロダクション技法の使用が増え、コールドプレイの音楽的な幅が広げられた。ピアノを軸とするバラードと、加工されたギター、電子的な質感が釣り合い、洗練されたアリーナ向きのサウンドを生み出している。収録曲「Talk」は、電子音楽グループのクラフトワークによる「Computer Love」のリフを取り入れており、クラフトワークのメンバーには作曲クレジットが与えられた。
シングルと主な楽曲
本作からは広く聴かれた楽曲が複数発表された。先行シングル「Speed of Sound」は、推進力のある高揚感をもたらすコーラスでアルバムを印象づけた。ほかにも、内省的なバラード「Fix You」、シンセサイザーを豊富に用いた「Talk」、ラジオ向けの「The Hardest Part」が主要曲として挙げられる。これらの曲はバンドのライブで定番となり、多くの放送で取り上げられた。
発売、評価と商業的実績
『X&Y』は発売後、イギリスとアメリカを含む複数の国で初登場1位を記録し、世界で数百万枚を売り上げた。批評家の反応は賛否を含みつつおおむね好意的で、野心とプロダクションの質は評価された一方、安全で定型的なアンセムに傾いているとの批判もあった。それでも商業的な影響力は、2000年代半ばにおけるコールドプレイの人気ロックアクトとしての地位を強固にした。
アートワークと遺産
アルバムのカバーは、歴史的なテレプリンター用符号化方式であるボード符号を基にした抽象的なブロック・デザインで知られ、パッケージに謎めいた視覚的アイデンティティを与えている。『X&Y』は、より親密な初期作品と、その後の幅広い音のパレットを用いた実験の間に位置する作品である。後続するコラボレーションや作風の変化への道筋を整えるとともに、コールドプレイの最も長く愛される楽曲のいくつかを収録している。
- 発売日:2005年6月6日
- 主なシングル:「Speed of Sound」、「Talk」、「The Hardest Part」、「Fix You」
- 特筆事項:「Talk」にはクラフトワークの「Computer Love」のモチーフが取り入れられている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com X&Y(コールドプレイのアルバム) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/109524