霊岩郡(ヨンアム)—全羅南道の郡|人口約6万人・韓国GP開催サーキット所在地
霊岩郡(全羅南道)—人口約6万人の港町。韓国GP開催の国際サーキットや自然・観光スポットを満喫できる魅力の郡。
ヨンアムは、大韓民国全羅南道の郡である。北は木浦と羅州、東は長興郡、南は海南と江津に隣接している。霊岩郡には、邑と呼ばれる2つの町と、面と呼ばれる9つの郷があり、郡庁は霊岩邑に置かれている。人口はおよそ6万人で、全羅南道内では中小規模の郡にあたる(人口は変動するため、最新の統計を参照されたい)。地形は内陸の丘陵部と沿岸の入り江が混在しており、農業・漁業が地域経済の基盤になっている。
行政と人口
行政区画は邑(eup)と面(myeon)で構成されており、郡庁所在地の霊岩邑が行政・商業の中心となっている。人口構成は高齢化が進む傾向にあり、若年層の都市部流出が課題となっているが、地域振興や観光振興による活性化策が取られている。
交通アクセス
沿岸部に位置するため港湾物流が発達しているほか、周辺都市への道路網やバス路線が整備されている。最寄りの主要空港や大都市へのアクセスは、自動車や高速バスが中心となる。観光や大会開催時には臨時の交通対策が行われることがある。
経済・産業
主な産業は農業(米・野菜など)と漁業で、沿岸部では水産加工や小規模な製造業も見られる。地域振興の一環として観光資源の整備やイベント誘致に注力しており、これが雇用創出や地域ブランド化につながっている。
観光・文化
海岸線や島々、伝統的な村落風景、季節ごとの祭りや市場など、地方色の強い観光資源がある。郡内には寺院や自然公園、小規模な博物館・資料館が点在し、日帰りや週末の観光地として訪れる人もいる。地域特産品や地元の食文化も観光の目玉となっている。
韓国インターナショナル・サーキット(韓国GP)
港に隣接する韓国インターナショナル・サーキットで、2010年に史上初の韓国GPが開催された。サーキットの設計はヘルマン・ティルケが担当し、コースは一部が常設、一部が仮設の構成になっている。施設は2007年に着工し、2010年9月から10月にかけて完成した。
開催とその後:韓国グランプリは当初の開催で大きな注目を集めたが、F1開催は2010年から2013年まで実施された。その後は運営面・財政面の課題や集客の問題などから継続開催されず、当初の長期契約予定や延長オプションの計画通りに存続しなかった。サーキット自体は国際規格の設備を備えており、自動車レース以外のイベントや地域振興の場として活用されている場合がある。
霊岩郡は、伝統的な産業と近年のイベント開催による交流で地域の注目を集めてきた場所である。訪れる際は地元の案内所や公式情報で最新のイベント・交通情報を確認するとよい。
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