2018-19シーズンのUEFAヨーロッパリーグは、UEFAが主催する欧州の二次的なクラブサッカー大会として48シーズン目となり、UEFAカップからUEFAヨーロッパリーグに名称変更されてから10シーズン目となります。大会は2018年夏の予選ラウンドから始まり、グループステージは48チーム(12組×4)で争われ、グループ上位チームとチャンピオンズリーグのグループステージ3位が合流してノックアウト方式で決勝まで進みます。出場クラブは各国リーグ成績や予選結果に基づいて割り当てられ、ホーム&アウェー方式の予選・決勝トーナメントを経てタイトルが争われました。

決勝(バクー)

決勝戦は、アゼルバイジャンのバクーにあるオリンピックスタジアムで行われ、イングランドのチェルシーとアーセナルが対戦しました。試合は2019年5月29日に開催され、チェルシーが4-1で勝利して優勝を果たしました。これは、1つの都市(ロンドン)から2つのチームが出場した初めてのヨーロッパリーグ決勝戦でもあり、試合前後には会場選定やファンの移動・入場に関する議論や批判が取り沙汰されました。

優勝の意義とその後

優勝したチェルシーは、2019年のUEFAスーパーカップで、2018-19UEFAチャンピオンズリーグの優勝チーム(このシーズンはリヴァプール)と対戦する権利を得ました。また、通常は優勝チームに与えられる翌シーズンの2019-20 UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ出場権も付随しますが、チェルシーはリーグ戦の成績ですでに出場権を獲得していたため、その確保された出場枠は大会アクセスリストに基づき別の協会へ振り分けられ、来季は5位の協会に割り当てられる形となりました(ここでは大会の規定に従って2018-19 Ligue 1の3位チームへと繰り下げられました)。

その他の特徴

  • 大会フォーマットは予選(複数ラウンド)、グループステージ(48チーム)、および決勝トーナメント(ラウンド32から)で構成されます。
  • この大会は欧州クラブにとって重要な国際タイトルであると同時に、優勝クラブにはUEFAスーパーカップ出場やチャンピオンズリーグ出場の機会が与えられるため、リーグ成績と合わせてクラブのシーズンプランに大きく影響します。
  • 決勝の開催地やチケット配分、移動の難易度などを巡っては議論があり、今後の大会運営・開催地選定のあり方についての議論を呼びました。

本大会は歴史的な記録(UEFAカップ時代を含めた通算48回目)とともに、クラブ間の欧州舞台での競争力や国際的な関係性、開催運営の課題などを改めて示す大会となりました。