ファースト・バプティスト・チャーチ・オブ・ハモンド(FBCHammond)は、インディアナ州ハモンドにある独立系バプティストの教会です。インディアナ州では最大の教会であり、アメリカでも最大級のメガチャーチの一つとされてきました。1887年に創立され、1959年から2001年までジャック・ハイレスの強力な指導のもとで急速に成長し、ピーク時には毎週およそ2万人の出席者を記録したことで知られます。
組織と事業
教会は複数の礼拝会や教育プログラム、地域奉仕、宣教活動を行っており、独自のバス路線を使って遠方から通う家庭も多く含まれます。教会は幼稚園から高等学校までの教育機関を運営しており、シティ・バプティスト・スクールは教会のバス路線で通う子どもたちを対象に、ハモンド・バプティスト・スクールは教会のメンバーの子どもたちを対象にした学校として運営されてきました。さらに、教会は伝道者や教会職員を育成する教育機関であるハイレス・アンダーソン・カレッジの設立・運営にも関与しています。
論争と継承
ハイレスの下での急成長は注目を集めましたが、同時に運営の透明性や指導体制をめぐる批判もありました。ハイレスの死後、義理の息子ジャック・シャップが後を継ぎ、約11年間にわたって牧師を務めましたが、2012年に16歳の少女との性的関係が発覚して解雇され、その後法的な追及を受けて有罪となりました。これら一連の出来事は教会に大きな衝撃を与え、信頼回復や組織改革の必要性が強く意識される契機となりました。
現在の状況と評価
近年はかつてのような大規模出席を維持していないとの報告もありますが、教会は現在も礼拝や教育、地域支援活動を継続しており、地域社会に対する影響力を保っています。一方で、FBCHammondはアメリカの独立系バプティスト運動やメガチャーチに関する議論で重要な事例としてしばしば取り上げられ、信仰内容・運営・倫理に関する研究や報道の対象にもなっています。




