オーランド・ジョナサン・ブランチャード・ブルーム(1977年1月13日、英国ケント州カンタベリー生まれ)は、英国の俳優である。映画『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のエルフ、レゴラス・グリーンリーフ役で初めてメジャーな映画に出演したことで広く知られる。ピーター・ジャクソン監督による同三部作(2001–2003年)は彼の国際的知名度を決定づけ、俊敏なアクションと静かな存在感で観客の支持を集めた。
1993年、キャリアアップのためにロンドンに移り、『Casualty』などのテレビシリーズでちょい役としてキャリアを積んだ。その後、『かもめ』、『十二夜』、『トロイの女たち』などの劇場で演じる経験を重ねる。これは、ロンドンの演劇学校を卒業する数日前に受けた役であり、舞台で培った演技力がスクリーンでの活躍につながった。
『ロード・オブ・ザ・リング』の成功後、ブルームは大作映画での主要な役を次々と獲得する。2003年には『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でウィル・ターナー役を演じ、シリーズを通じて国際的な人気を確立した。ほかにも映画『トロイ』(2004年)ではパリス役、『キングダム・オブ・ヘブン』(2005年)では主演の一人を務めるなど、歴史劇やアクションものでも存在感を示している。
近年は映画だけでなくテレビシリーズでも活動の幅を広げ、2019年に配信されたAmazon Prime Videoのダークファンタジーシリーズ『Carnival Row』で主演を務めるなど、映像作品の多様化する潮流に合わせてキャリアを更新している。またモデル活動やファッション業界での露出も多く、幅広い分野で注目を集めている。
私生活では、2010年にモデルのミランダ・カーと結婚し、2011年に長男が誕生したが、のちに離婚している。その後は著名な音楽家との交際を含め公私ともに話題になることが多く、2020年には歌手との間に娘が誕生した。慈善活動にも積極的で、子どもや保健分野を中心に国際支援に関わっており、特に若年層や貧困地域への支援活動に力を入れている。
演技面では舞台・テレビ・映画を行き来しながら、アクション性の高い役から内面的な人物描写まで幅広く演じており、国際的なスターとして今なお第一線で活躍している。