サラ・ベアリーズ(Sara Bareilles、1979年12月7日生まれ)は、米国のミュージシャン、シンガーソングライター、ピアニストである。ピアノを基調としたポップ/ソウル風のサウンドと、心情を描く歌詞で知られ、代表曲に「Love Song」(2007年)や「Gravity」(2007年)がある。

「Love Song」はメジャー・デビュー盤のLittle Voice(2007年)に収録され、同アルバムで世界的なブレイクを果たした。続くシングル「Bottle It Up」(2008年)もLittle Voiceからのリリースで、シングルチャートやラジオで広く支持された。なお、サラの最初のアルバムはインディーズで発表したCareful Confessions(2004年)で、これが彼女のファーストアルバムにあたるが、商業的な成功はLittle Voiceによって得られた。

歌声はしばしばコントラルトの音域に分類されることが多く、楽曲によってはメゾ・ソプラノの範囲まで届く力のあるボーカルが特徴である。ピアノ弾き語りを中心にしたシンプルかつ表情豊かなアレンジや、率直な言葉で綴るソングライティングが評価されている。

アルバムや活動のハイライト:

  • Careful Confessions(2004年)— インディーズでの最初の作品。
  • Little Voice(2007年)— メジャー・ブレイク。シングル「Love Song」「Bottle It Up」など。
  • Kaleidoscope Heart(2010年)— シングル「King of Anything」など(アルバムの成熟を示した作品)。
  • The Blessed Unrest(2013年)— 曲「Brave」などを収録し、批評的にも商業的にも高い評価を受けた作品。
  • What's Inside: Songs from Waitress(2015年)— ブロードウェイ・ミュージカル『Waitress』の楽曲を収めたアルバム。ベアリーズはこのミュージカルの音楽・歌詞を手がけ、舞台音楽の作曲家/作詞家としても高く評価された。

その後もシンガーソングライター、作曲家として精力的に活動を続け、アルバム制作やツアー、舞台音楽の仕事など幅広い分野で活躍している。彼女の楽曲はポップ・ラジオだけでなく映画・ドラマや舞台にも採用されることが多く、ストーリーテリング性の高い歌詞とピアノ中心のアレンジが多くのリスナーに支持されている。