ブランデンブルク州は、ドイツの州(Bundesland)である。1990年以来、州となっている。面積は29,056 km²である。人口は約260万人。

1945年まではプロイセン最大の州であり、38,278km²、人口300万人であった。1949年から1952年まではドイツ民主共和国の一州であった。1952年、3つのBezirke(ポツダム、フランクフルト、コトブス)に分割された。ブランデンブルク州の州都はポツダムである。

ベルリンはブランデンブルク州の真ん中にある。しかし、ブランデンブルク州の一部ではありません。都市国家である。

地理と自然環境

ブランデンブルクはドイツ北東部に位置し、平坦な低地と多くの河川・湖沼が特徴です。主要河川はハーフェル(Havel)とシュプレー(Spree)、東部はポーランドとの国境をオーダー(Oder)が流れます。州内には広大な森や保護区、湿地が点在し、特にスプレーヴァルト(Spreewald)のような生物圏保護区は観光と生態系保全の重要地点です。

歴史の概略

ブランデンブルクは中世以来、プロイセンやドイツ統一の歴史に深く関わってきました。第二次世界大戦後の領域再編で規模が変わり、東ドイツ(ドイツ民主共和としての表記)時代には行政区画が改められました。1990年のドイツ再統一に伴い現在の州が再設立され、以後は連邦制の一州として自治を行っています。

人口・社会

人口は約260万人で、人口密度はドイツ西部に比べ低めです。都市部(特に州都のポツダムやベルリン周辺)は人口集中と通勤圏を形成し、地方部は農業や自然保護地域が多く、過疎化・高齢化が課題となる地域もあります。移住や通勤によって人口構成は地域ごとに差があります。

経済・産業

経済は多様で、農業(穀物・ビート類)、林業、再生可能エネルギー(風力・太陽光)、観光、映像産業(ポツダム近郊のバーベルスベルク撮影所など)が重要な柱です。ベルリンとの近さを活かしたサービス業やIT関連の成長も見られますが、旧東ドイツ地域の事情から失業率や所得格差が残る地域もあります。

行政と交通

州はいくつかの郡(Landkreise)と独立市(kreisfreie Städte)に分かれ、市町村レベルで地方自治が行われます。交通面では、連邦道(Autobahn)や鉄道網が整備され、ベルリン=ブランデンブルク国際空港(BER)は州と首都圏を結ぶ主要拠点です。また河川や運河は観光・物流の両面で利用されています。

観光と文化

ポツダムはかつてのプロイセン王の離宮〈サンスーシ宮殿〉をはじめ庭園や歴史的建築が集中し、世界遺産にも登録されています。その他、スプレーヴァルトでのカヌー体験、田園風景や伝統的な村落、歴史的城館群、映画スタジオ見学など観光資源が豊富です。文化面では地域固有の民俗や祭り、現代アート・映画文化の発展も見られます。

主な課題と展望

課題としては人口減少・高齢化、地方の雇用創出、インフラ整備があります。一方で自然資源や観光資源、再生可能エネルギーのポテンシャル、ベルリンとの連携を活かした経済発展の余地も大きく、持続可能な地域振興が期待されています。

  • 面積:29,056 km²
  • 人口(概数):約260万人
  • 州都:ポツダム
  • 位置:ドイツ北東部、ベルリンを取り囲む形
  • 主な見どころ:サンスーシ宮殿、スプレーヴァルト、バーベルスベルク撮影所など