デンマークは2012年年7月27日から8月12日までイギリスのロンドンで開催された2012年夏季オリンピックに参加しました。1996年のアトランタ大会以来、最大規模となる代表団を派遣し、男子63名・女子50名の合計113名が17競技に出場しました。加えて2名が予備選手として帯同しました。団体競技として出場したのはハンドボールのみで、ほかは個人または小人数の種目への参加でした。

代表団には既にオリンピックでの実績を持つ選手が含まれており、ベテラン漕手のEskild EbbesenやMorten Jørgensenらが在籍する男子軽量コックスレスフォア(LM4-)には前年大会の実績を引き継ぐ期待がかかっていました。注目選手としては、女子テニスのキャロライン・ウォズニアッキ、北京で銅メダルを獲得した競泳のロッテ・フリス(北京大会のメダリスト)らが挙げられます。開会式では、男子スプリントカヤックダブルスで北京で銀メダルを獲得したキム・ウラエ・クヌドセンが国旗の旗手を務めました。

チーム・ダンマルクとデンマークスポーツ連合(Dansk Idræts-Forbund、DIF)は、メダル獲得目標を8個に設定しました。DIFは特にレスリング、射撃、サイクリング、ハンドボール、馬術、ボート、陸上、バドミントン、セーリングをメダルの期待度が高い競技に挙げていました。大会終了時点でデンマークはその目標を1個上回り、合計で9個のメダルを獲得しました。

最終的な獲得メダルは9個(金2、銀4、銅3)でした。金メダルは漕艇の男子軽量ダブルスカルでRasmus QuistとMads Rasmussenが獲得し、トラックサイクリングのラッセ・ノーマン・ハンセン(Lasse Norman Hansen)が男子オムニアムで金を勝ち取りました。その他にもセーリング、射撃、バドミントン、女子ボートなどでメダルを獲得し、デンマークにとって近年で非常に成功した大会となりました。

一方で、期待された種目でもメダルを逃した例があり、グレコローマン・レスリングでの2名を含む複数の競技で入賞に届かなかった選手もいました。総じて、デンマークの2012年ロンドン大会は当初の目標を上回る成果を残し、代表団の規模や選手層の厚さを示す結果となりました。

  • 代表団規模:選手113名(男子63、女子50)+予備2名
  • 出場競技:17競技
  • 獲得メダル:合計9個(金2、銀4、銅3)
  • 主な金メダリスト:Rasmus Quist & Mads Rasmussen(男子軽量ダブルスカル)、Lasse Norman Hansen(男子オムニアム)
  • 注目選手:キャロライン・ウォズニアッキ、ロッテ・フリス、Eskild Ebbesen、Morten Jørgensen、キム・ウラエ・クヌドセン(旗手)