バーラップ(ヘシアン):粗い織物の特性、歴史と用途
ジュート、麻などの靭皮繊維で作る粗い織物。袋、園芸、侵食防止、工芸に広く使われる。通気性と生分解性を備える一方、手触りは粗く、防水性はない。
概要
バーラップは、多くの国でヘシアンとも広く呼ばれる、植物由来の靭皮繊維から作られる粗く、織り目のゆるい織物である。代表的な原料にはジュートや麻があり、亜麻やサイザル麻などの類似した繊維が用いられることもある。この布地は、低コストで、通気性があり、重量に対する引張強度が高い点で評価されている。
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2 画像特性
通常は平織りで生産され、粗い質感と開いた織り構造をもつ。主な特性は以下のとおりである。
- かさばる物品の取扱いや包装に耐える耐久性。
- 空気を循環させ、保管中の農産物の傷みを抑えることがある通気性。
- 未処理の場合は生分解性をもち、多くの合成素材より環境面で望ましいこと。
- 湿気、かび、繊維の抜け落ちの影響を受けやすく、天然の防水性はないこと。
歴史と生産
この布地は、成長の早い植物繊維から安価に生産できるため、古くから農業および工業用途と結び付いてきた。一般名の「ヘシアン」はヨーロッパの一部で用いられ、「バーラップ」や「ガニー」はほかの地域名である。生産は植物の茎の収穫と浸水発酵から始まり、粗い糸に紡いだ後、簡素な織機で大きな反物または袋に織り上げる。
主な用途
強度と通気性を兼ね備えることから、バーラップは幅広い実用用途に使われている。
- 包装・輸送:コーヒー、ジャガイモ、穀物など、ばら積み商品用の袋。
- 建設・洪水対策:土のう、ならびに一時的な侵食防止用バリア。
- 園芸・造園:根鉢の包み、霜よけ、雑草抑制。
- 家庭・工芸:家具張りの裏地、素朴な装飾、テーブルランナー、衣装用素材。
手入れ、処理と環境に関する注意
バーラップは、振り払う、ブラッシングする、またはやさしく部分洗いすることで手入れできる。長時間ぬらすと繊維が縮んだり弱くなったりすることが多い。屋外での使用に向けて耐水性と耐久性を高めるため、コーティングやワックス処理が施されることも多い。未処理のバーラップは生分解・堆肥化が可能であり、持続可能な造園や包装で好まれる理由となっているが、処理によってその性質は変化しうる。
他の布地との違いと注目すべき点
バーラップは、一般により密に織られ、しばしば綿製であるキャンバスや、より細かなリネンとは異なる。「バーラップ」という語は緩やかに使われることもあり、バーラップと表示された市販品でも繊維組成や織りの密度は異なる場合がある。技術的な定義や繊維規格については、一般的な織物の資料を参照されたい。
注:地域名や製造の詳細は異なる場合がある。ここでの説明は、広く受け入れられている特性と一般的な用途を要約したものである。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com バーラップ(ヘシアン):粗い織物の特性、歴史と用途 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/15454
出典
- commons.wikimedia.org : Hessian (cloth)
- oxforddictionaries.com : "definition of burlap from Oxford Dictionaries Online"