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13日の金曜日 PART3(1982年)— 概要・製作・遺産

スティーヴ・マイナー監督による1982年の『13日の金曜日』シリーズ第3作。3D上映と、ジェイソン・ボーヒーズに象徴的なホッケーマスクを与えた作品として知られ、シリーズの視覚的アイデンティティを確立した商業的成功作。

概要

『13日の金曜日 PART3』は、しばしば『Friday the 13th Part 3: 3-D』として宣伝された、アメリカのスラッシャー映画シリーズ第3作であり、1982年8月13日に公開された。監督はスティーヴ・マイナー、製作はフランク・マンキューソ・ジュニア。クリスタル・レイクをめぐる物語の連なりを継続し、フランチャイズの一般的なイメージを広げた。最初の2作の続編として、本作はつきまといと孤立した若い被害者というおなじみの要素に、観客を呼び込み視覚的な衝撃を強めることを意図した劇場用3Dの仕掛けを組み合わせた。シリーズ全体の文脈については、フランチャイズ概要を参照。

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製作と3Dの仕掛け

製作では見世物性が重視された。本作は殺害場面の生々しさを高め、異なる劇場体験を提供するため、3D作品として宣伝・上映された。3D上映はシリーズの核となる形式を変えるものではなく、マーケティング上の呼び水だった。同時代の多くの批評は効果の新奇さに触れつつも、物語と登場人物については、確立されたスラッシャー映画の型に沿うものと評価した。製作費は約230万ドルと報じられており、幅広い観客の関心を背景に北米で興行的成功を収め、興行収入は3,660万ドルを超えた(興行収入の概要)。

あらすじと中心的要素

物語は、レジャー目的でクリスタル・レイク周辺に集まった十代の若者たちが、戻ってきた脅威の標的となる展開を追う。負傷しながらも執拗に追い続ける殺人者と遭遇する若い女性とその友人たちが中心となる。サスペンスを組み立てる導入、段階的に激しくなる襲撃、そして最後の対決という筋立ては、スラッシャー映画の基準では単純明快である。しかし、本作が長く重要視される理由は、以後のシリーズ作品に影響を与えた視覚的・人物造形上の細部にある。

キャストと登場人物

  • ダナ・キンメル:本作の女性主人公。機転の利く「ファイナルガール」を演じたことでしばしば言及される。
  • リチャード・ブルッカー:本作におけるマスク姿の殺人者を演じた。俳優としての身体的存在感は、キャラクターの映画的なシルエットを形づくった。詳しくはリチャード・ブルッカーを参照。
  • ポール・クラトカラリー・ザーナートレイシー・サヴェージ:脅威にさらされる集団を構成する脇役を演じた。
  • 敵役はシリーズの中心人物であるジェイソン・ボーヒーズであり、そのスクリーン上での行動と外見はフランチャイズを象徴するものとなった。

評価、遺産と影響

公開当時の批評家の反応は賛否が分かれ、娯楽性を評価する意見がある一方、定型的な手法や3D効果への依存を批判する意見もあった。しかし観客は本作を商業的ヒットへと押し上げ、公開初期には同時代の大作映画を興行収入首位から退けた。歴史的に見たPART3最大の遺産は視覚面にある。本作は、ジェイソンが映画シリーズで初めて着用するホッケー風マスクを導入した作品とされる。この一つの衣装上の決定によって、ジェイソンはひと目で分かるポップカルチャーのアイコンへと変貌し、その人物デザインは以後数十年にわたって方向づけられた。ホッケーマスク自体も、フランチャイズとホラー・アイコン表現の象徴として、多くの回顧記事や分析で論じられている(マスクについて)。

主な事実と特徴

  1. ジェイソンの代名詞的な外見となり、ホラー映画の関連商品やイメージの定番となったホッケーマスクが、広く配給された作品で初めて登場した。
  2. 3D作品として販売・上映され、劇場へ観客を引きつける要素となるとともに、初期作品との差別化に寄与した。
  3. ジェイソン伝説を拡大し、フランチャイズの文化的存在感を高める続編群の流れを始動させた。PART3は、後続作が反復または変奏する視覚的・主題的慣習を固める助けとなった。
  4. 同時代の批評は割れたものの、その興行成績は、1980年代初頭におけるスラッシャー映画続編の商業的可能性を裏づけた。

本作の製作、出演者の経歴、興行成績についてさらに詳しく知りたい読者は、より充実した舞台裏の文脈や回顧的な批評評価を提供する総合資料とアーカイブ・インタビューを参照するとよい。一般情報と主要クレジットは、フランチャイズのガイドやフィルモグラフィーにまとめられている(シリーズ概要、俳優プロフィール、キャラクター背景、図像に関する注記、興行成績)。

関連項目

著者

AlegsaOnline.com 13日の金曜日 PART3(1982年)— 概要・製作・遺産

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/36707

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