顆粒球
顆粒球は、細胞質内に顆粒を持つ白血球の一種である。核の形が3つに分かれていることから、多形核白血球とも呼ばれる。多形核白血球という言葉は、顆粒球の中で最も多く存在する好中球だけを指すことが多い。
顆粒球は、骨髄から放出される。貪食作用などで活動する。
分裂した核を持つ好中球(中央、周囲は赤血球)、細胞質内には顆粒が見える(ギムザ染色による高倍率表示)
好酸性顆粒球
赤血球に囲まれた葉状核を持つ好塩基球。
顆粒球の種類
顆粒球は3種類あり、ライト染色での見え方で区別される。
- 好中性顆粒球
- 好酸性顆粒球
- 好塩基球系顆粒球
例えば、最も多く存在する顆粒球は好中球顆粒球で、細胞質顆粒が中性に染色される。
顆粒球以外の白血球は、主にリンパ球と単球である。
関連ページ
- 無顆粒球症(血液中の白血球が少ないこと)
質問と回答
Q:顆粒球とは何ですか?
A: 細胞質に顆粒を持つ白血球の一種です。
Q: なぜ顆粒球は多形核白血球と呼ばれることがあるのですか?
A:顆粒球は核の形が3つに分かれていることから、多形核白血球と呼ばれることがあります。
Q: どのタイプの顆粒球が最も多いですか?
A: 好中球が最も多い顆粒球です。
Q: 顆粒球はどこから放出されますか?
A:顆粒球は骨髄から放出されます。
Q:顆粒球はどのように活動するのですか?
A: 顆粒球は、貪食やその他の様々な手段によって活動します。
Q:顆粒球の機能は何ですか?
A:顆粒球の働きは、感染症や免疫反応と闘うことです。
Q:顆粒球の特徴は何ですか?
A: 顆粒球は白血球の一種であり、細胞質に顆粒を持ち、核の形は多分割です。