Home』は、20世紀フォックスとドリームワークス・アニメーションが製作した2015年のコンピュータ・アニメーション映画で、2015年3月27日にアメリカで公開されました。オーストライラアゼルバイジャンコロンビアスペインカザフスタンニュージーランドロシアウクライナでは2015年3月19日に、エストニア、イギリスアイルランドラトビアノルウェーでは2015年3月20日に1週間早く公開されました。

その中には、エイリアンから身を隠していた少女ティップ(リアーナ)の姿もあった。ティップは、逃亡中のブーブのオー(ジム・パーソンズ)と出会い、互いに不信感を抱く。しかし、オーは仲間とは違い、友情と楽しさを求めていた。不信感が薄れた2人は、チップの母親を探すために一緒に出発するが、知らないうちにブーブの敵であるゴーグが向かってきていた。

あらすじ(詳しい内容)

地球は「ブーブ」と呼ばれる宇宙人に占領され、人類は新たな秩序の下で生活させられている。ブーブは親しみやすい見た目ながら、秩序を乱すものをすぐに隔離する習性がある。ある日、好奇心旺盛で独立心の強い少女ティップ(Tip)は、母親から離れてひとりで暮らしていた。ある事件をきっかけにティップは母親と離ればなれになり、身を隠して暮らす。

一方で、過保護で失敗ばかりのブーブ、オー(Oh)は仲間たちから疎まれつつも、友達を作りたいと願っている。オーは偶然ティップと出会い、最初は対立するが次第に協力関係となる。2人はティップの母親ルーシー(Lucy)を探す旅に出発するが、ブーブの厳格なリーダーや、ブーブを敵視する強大な種族(映画ではゴーグとされる)が絡み合い、やがて大きな危機へと発展する。互いの違いを認め合いながら行動するうちに、友情と「居場所」を見つけていく物語である。

主な声優(キャスト)

  • リアーナ(Rihanna) — 主人公の少女ティップ(Tip)の声。歌手としての参加だけでなく、主要キャラクターの声を担当している。
  • ジム・パーソンズ(Jim Parsons) — ブーブのオー(Oh)の声。誠実でドジな性格の持ち主で、ストーリーの中心人物。
  • スティーヴ・マーティン(Steve Martin) — ブーブ側のリーダー、キャプテン・スメック(Captain Smek)など主要キャラクターを担当(吹替版名称は表記により異なることがあります)。
  • ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez) — ティップの母親(Lucy)の声。

制作・音楽

本作はドリームワークス・アニメーションと20世紀フォックスによるCGアニメーション映画で、監督はティム・ジョンソン(Tim Johnson)らが務めています。視覚的にはカラフルでポップなデザインが特徴で、キャラクター表現やコミカルな演出を重視した作りになっています。

音楽面では、リアーナがサウンドトラックに参加していることが大きな話題となりました。映画用に新曲が提供され、作品全体のポップでモダンな雰囲気を後押ししています。

興行成績と評価

公開は世界各国で行われ、家族向けの大作として商業的には成功を収めました。制作費に対し世界興行収入は数億ドル規模となり、多くの国で一定の支持を得ています。一方で、批評家の評価は賛否両論で、声優の演技やビジュアル、音楽は高評価を受ける一方、プロットが予想可能であるといった批判もありました。一般的には「子どもから大人まで楽しめる家族向け映画」として紹介されることが多いです。

テーマ・メッセージ

映画『ホーム』は、以下のようなテーマを含んでいます。

  • 友情と受容: 出会いや違いを乗り越えて他者を受け入れることの大切さ。
  • 居場所とアイデンティティ: 自分らしく生きること、そして「家族」は血のつながりだけではないというメッセージ。
  • ユーモアと希望: シリアスな状況でもユーモアやポジティブさを忘れない姿勢。

鑑賞のポイント

  • リアーナやジム・パーソンズらの声優陣による演技と、音楽の相乗効果に注目。
  • カラフルで親しみやすいビジュアルと、子どもにも分かりやすいストーリー展開。
  • 家族や友情について考えさせられる要素が盛り込まれているため、親子での鑑賞に向く。

映画はその後、家庭用メディア(DVD/Blu-ray)や配信サービスでも配信され、多くの家庭で視聴されています。初見の方は主要なサプライズを楽しみに観るのも良いですし、音楽やキャラクターのやり取りを重視して再鑑賞するのもおすすめです。