アイム・ブレスレス(マドンナのアルバム)
映画『ディック・トレイシー』の音楽を収録し、その世界観から着想を得た、1990年発売のマドンナのサウンドトラック・アルバム。1930年代風のトーチ・ソングと現代的ポップを融合し、スティーヴン・ソンドハイムの楽曲も収録している。
概要
『アイム・ブレスレス:ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・フィルム・ディック・トレイシー』は、マドンナによる1990年のサウンドトラック・アルバムで、サイアー・レコードから発売された。本作は映画『ディック・トレイシー』に付随する作品であり、マドンナは同映画でブレスレス・マホーニー役を演じている。アルバム名もこの役を想起させる。一般的な映画音楽集とは異なり、劇中で実際に用いられた楽曲と、1930年代のギャング映画風の舞台設定から着想を得た追加曲を組み合わせている。
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6 画像スタイルと楽曲構成
『アイム・ブレスレス』の楽曲は、ジャズ、スウィング、トーチ・バラードといった時代的な影響と、現代的なポップ・プロダクションを融合している。作曲家・作詞家のスティーヴン・ソンドハイムは、映画のために複数の曲を書き下ろした。これらの演劇的な楽曲は、マドンナが歌うより主流のポップ作品と並置されている。この対比は、ブロードウェイのソングライティングと20世紀後半のポップ感覚を意図的に結び付けたことを示している。
発売と評価
1990年5月に発売された本作は、大作映画との結び付きとマドンナのスタイルの変化の両面で注目を集めた。批評家は、ポップ・スターが演劇的かつ時代色の濃い題材に取り組んだ新鮮さに言及した。歌唱と解釈への意欲は評価された一方、このスタイル上の転換については賛否両論もあった。本作は幅広い聴衆に届き、シングルも生み出し、複数の国で商業的な存在感を示した。
主な楽曲と評価
- 本作には映画に関連する曲のほか、同じ精神で書かれた曲も収められており、その中には業界で大きな評価を受けたソンドハイム作品がある。
- マドンナの歌唱は演劇的なソングライティングを主流のポップ音楽の聴衆へ届け、代表的なポップ歌手と著名なブロードウェイ作曲家の協働に光を当てた。
遺産
『アイム・ブレスレス』は、サウンドトラックであると同時に芸術的な実験作として、マドンナのディスコグラフィーにおいて独自の位置を占める。時代の雰囲気とポップ・スター性の融合、そして映画企画がジャンル横断的な録音作品を生み出し得ることを示した点で際立っている。本作は、マドンナが新たなペルソナや音楽スタイルを積極的に取り入れてきたことを論じる際に、しばしば引き合いに出される。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com アイム・ブレスレス(マドンナのアルバム) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/46785