アラベスクはクラシック・バレエの基本的なポーズで、踊り手が片脚で体を支え、もう一方の脚(働き脚)を体の後方へ伸ばす形である。これは主要なバレエのポジションの一つであり、静止した姿勢としても、動きの中の移行形としても用いられる。このポジションは、ライン、バランス、ターンアウト、そして背骨と四肢の視覚的な伸びを強調する。

技法と重要な要素

基本的な技術要素には、しっかりとした支持脚、働き脚の外旋(ターンアウト)、胴体の伸び、そして調和の取れたポール・ド・ブラ(腕の位置)が含まれる。また、肩と頭をわずかにひねるエポールマンを用いて、優美なラインを作る。アライメントと体幹のコントロールによって、腰は水平に保たれることもあれば、種類によって意図的に傾けられることもある。

よく見られるバリエーション

  • クラシック・アラベスク:上体をまっすぐに保ち、脚を後方へまっすぐ伸ばす。
  • パンシェ(アラベスク・パンシェ):上体を前へ傾け、上げた脚をさらに高くして、長い対角線のラインを作る。
  • アティチュードとアラベスク:アティチュードでは働き脚の膝が曲がるが、アラベスクでは通常まっすぐ伸ばす。
  • 番号付きアラベスク:各流派(フランス派、チェケッティ、ワガノワ、ロイヤル・アカデミー)では、腕と頭の位置の違いを伴う第一、第二、第三のアラベスクを定めている。

教師や流派によって数え方や腕の配置は少し異なるが、いずれも明確なライン、ターンアウト、動的なバランスを重視する。現代的なアレンジでは、働き脚の足先を伸ばすこともあれば、短くフレックスにすることもある。

歴史と発展

アラベスクは18世紀のバレエ技法に起源を持ち、ロマンティック期に発展した。この時代、振付家や踊り手はより表情豊かなポーズと伸びのあるラインを求めた。19世紀から20世紀にかけて、アラベスクは各流派の技法として体系化され、クラシック、ネオクラシック、コンテンポラリーのレパートリー全体に見られるようになった。

用法と意義

振付の中では、アラベスクは静止ポーズとして、アダージョの流れの中のしぐさとして、また回転、跳躍、プロムナードの中の形として現れる。踊り手のバランス、ライン、音楽性を示すために用いられ、叙情性や静けさを表そうとする場面でしばしば取り入れられる。アラベスクを理解することは踊り手にとって不可欠であり、バレエの美学を鑑賞する批評家や観客にとっても重要な手がかりとなる。