カルギル地区

カルギルは、インド連邦直轄領ラダックの一地区である。北はパキスタン統治下のギルギット・バルティスタン、西はカシミールバレーとジャンムー州、東はレー州、南はヒマーチャル・プラデーシュ州に囲まれた国境線に位置する。カルギルは、カルギル、ドラス、サンクー、タイスル、シャルゴール、シャカール・チクタン、ザンスカール、GMポーレ/トレスポン、ルンナックの9ブロックに分かれる。カルギル、ザンスカール、サンクーの3つのTehsilがある。ザンスカールとドラスも小地区であり、行政的には小地区行政官が統括している。

人口統計

人口14万人のカルギルは、ラダックで唯一イスラム教徒が多い地区である。全人口の85%がイスラム教徒で、そのうち73%がシーア派を信仰している。この地区のムスリムのほとんどは、カルギル市、ドラス、ワカ、スル谷の下流に住んでいる。残りの14%はチベット仏教とボン教の信者で、ほとんどがザンスカール州にいるが、スル谷の上部(ラングダム)、シェルゴル、ムルベック周辺に少数がいる。また、人口の1%はヒンズー教とシーク教を信仰している。

カルギルにはチベット系のプリグやバルティ(16世紀に仏教からイスラム教に改宗)が居住しており、ダルドやモンなどのアーリア系民族と混交している。主にイスラム教徒のダードはドラス谷に居住し、シーナ語を話し、ラマユル僧院の近くのダーハヌ地方には、ブロクパと呼ばれる少数の仏教徒が居住している。また、カルギル町にはアルゴン族が数人住んでいる。近年、カシミール地方やヒンズー教のジャンムーからの移民がカルギルに定住するようになった。

ギャラリー

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カルギルの地元の女の子

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浮かれ女

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スル渓谷の眺め

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カルギル市街のパノラマ

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ラダック地域の生命線、ゾジ・ラ

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ポイエンビレッジ

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山の夕暮れ

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冬のカルギル

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カルギルのクンとヌン山系。

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プルネ村のチョルテン(仏塔)群。チベット仏教では、これらの仏塔を構成する要素やその色には、それぞれ象徴的な意味がある。

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カルギルの農地は、山の下と流れる小川の上にまたがっている。


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