アルゲモネ(トゲゲシ):特徴、分布、利用とリスク
一般にトゲゲシと呼ばれるアルゲモネは、観賞用や民間療法に用いられてきた、とげのあるケシに似た植物の属である。数種は雑草化し、油の混入による中毒に関連する有毒アルカロイドを含む。
アルゲモネは、ケシ科(Papaveraceae)に属する小さな被子植物の属で、一般にトゲゲシと呼ばれる。これらの草本植物は、華やかでケシに似た花、とげのある茎と葉、乳白色の樹液を特徴とする。観賞目的で栽培されることが多い一方、多くの地域の攪乱地ではありふれた雑草としても見られる。
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2 画像特徴
この属の植物には一年草から短命な多年草まである。典型的には、茎や葉縁にある刺、裂けた葉、白色・黄色・橙色の目立つ花弁をもつ単生または群生の花が見られる。果実は乾いた蒴果で、多数の小さな種子を放出する。樹液にはアルカロイドが含まれ、植物に苦味を与えるとともに、人間や家畜に対して有毒となることがある。
分布と歴史
アルゲモネ属の種は主にアメリカ大陸原産で、メキシコおよび中央アメリカを原産とする種がいくつかある。広く観察されるメキシコトゲゲシなどの一部の種は、本来の分布域を越えて広がり、他の大陸で帰化または侵略的な種となっている。攪乱された土壌に定着する能力により、道路脇、畑の縁、荒れ地の植生によく見られる構成種となっている。
利用とリスク
トゲゲシは、印象的な花と乾燥への耐性から、庭園で時折利用される。伝統医学では、一部のアルゲモネ属植物が外用薬や民間療法に用いられたが、植物抽出物には有毒なベンジルイソキノリン系およびベンゾフェナントリジン系アルカロイド(例:サンギナリン)が含まれるため、その利用には危険が伴う。歴史的には、食用油へのアルゲモネ種子油の汚染または混和が、流行性浮腫と呼ばれる病態の集団発生につながった。このため、種子と油は慎重に扱う必要がある。
生態と特記事項
花はハチなどの送粉者を引き寄せる。種子は近距離に散布されるほか、車両、動物、汚染された種子ロットによって広がる場合がある。いくつかの種は作物と競合し、収穫物を汚染するため、農業上の雑草とみなされている。アルゲモネは真のケシ類と近縁だが、とげのある生育形と、一般により大きく乳液を含む組織によって異なる。
代表的な種
- Argemone mexicana — メキシコトゲゲシ。広く分布し、しばしば侵略的となる。
- Argemone ochroleuca — 温暖な地域に見られる淡色の花をつける種。
- Argemone albiflora — 北アメリカの一部を原産とする白花の種。
毒性と雑草としての性質をもつため、アルゲモネ属植物は注意して扱うのが望ましい。園芸的・文化的な意義を有する一方で、種子や油が誤用されたり食品用製品に偶発的に混入したりした場合には、記録されているリスクがある。
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著者
AlegsaOnline.com アルゲモネ(トゲゲシ):特徴、分布、利用とリスク Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/5452
出典
- ars-grin.gov : "Genus: Argemone L."