『Life Goes On』は、ドイツのDJ/プロダクション・プロジェクト、Sash!による2作目のスタジオ・アルバムで、1998年8月17日に発売された。デビュー作で得た国際的な知名度を土台に、本作でも、クラブ向けの躍動感あるビート、メロディックなトランスのライン、そしてクラブとラジオの両方を意識したポップ寄りのサビを組み合わせている。
音楽性と構成
アルバムは、1990年代後半のユーロダンスとトランスに典型的な要素を融合している。4つ打ちの推進力あるリズム、シンセのアルペジオ、サンプリングされたブレイク、前面に出るボーカル・フックが特徴で、インストゥルメンタル寄りのクラブ曲とゲスト・シンガーを迎えた楽曲が交互に配置されている。これにより、DJ向けの曲と、シングルとして聴きやすい楽曲の両方が成立している。
シングルと評価
Life Goes Onからは、欧州のクラブやチャートで大きく取り上げられた複数のシングルが生まれた。代表的な作品には「La Primavera」と、ボーカリストのティナ・カズンズをフィーチャーした「Mysterious Times」がある。批評家は概して、制作の質の高さや夜遊び向けプレイリストとの相性を評価しつつ、商業的な志向が明確である点も指摘した。
制作と発売
Sash!のブレイク後の時期に録音・編集された本作には、電子ダンス・ミュージックにおける1990年代後半の制作手法が反映されている。シングルの発売、リミックス・パッケージ、欧州各地でのクラブ・プレイを通じて宣伝され、Sash!の大陸規模での存在感を確かなものにした。
遺産と注目点
Life Goes Onは、Sash!がトランス色のある曲とゲスト・ボーカリストを組み合わせるスタイルをさらに印象づけ、複数の国で90年代後半のダンス・ポップを象徴する作品群の一つとなった。グループやその後のリリースについては、Sash!の公式ページを参照。
- 発売日: 1998年8月17日。
- ジャンル: ユーロダンス / トランス / エレクトロニック。
- 代表的なシングル: 「La Primavera」「Mysterious Times」「Move Mania」「Colour the World」。