マリオストライカーズ チャージドは、2007年にWii向けに発売されたアーケード風のサッカー(フットボール)ゲームである。北米ではMario Strikers Chargedとして知られ、マリオキャラクターと大げさなスポーツ演出を組み合わせる任天堂の作風を継承している。本作はNext Level Gamesが開発し、任天堂がWii向けに発売した。
ゲームプレイと特徴
本作は、現実のサッカーの細かなルールを簡略化し、速くて激しい試合を重視している。チームは5対5で、なじみのあるマリオシリーズのキャラクターたちが登場し、それぞれ異なる能力値と特殊能力を持つ。オフサイドや複雑なフォーメーションよりも、接触プレイ、強力なチャージシュート、アリーナの仕掛けが前面に出る。主な要素は次のとおり。
- キャラクターごとの固有属性(スピード、シュート、テクニック)。
- チャージシュートと、得点価値の高いゴールを狙える派手な「ハイパーストライク」。
- 試合展開を変えるアイテムやスタジアムの障害物による、混沌とした予測不能な展開。
開発、モード、オンライン対戦
Next Level Gamesは、Wiiの機能に合わせて本作を設計し、直感的に反応する操作とアニメーション表現でコンソールの利用者層に合わせた。ゲームには、ローカルでの対戦に加え、当時の任天堂のWi‑Fiサービスを通じたオンライン対戦など、さまざまなシングルプレイ/マルチプレイモードが用意されていた。オンライン機能は大きな魅力のひとつで、リビングルームの外でも競争的なプレイを可能にしつつ、アーケードらしい雰囲気を保っていた。
評価では、エネルギッシュなテンポ、わかりやすい操作性、マルチプレイの魅力が概ね高く評価された一方で、より充実したシングルプレイ内容や、拡張されたカスタマイズ要素を求める声もあった。技術を要するシュートと、混乱を生むアイテムのバランスにより、パーティー向けにも対戦向けにも人気を集めた。
評価と位置づけ
マリオストライカーズ チャージドは、激しい接触と特殊技を重視し、リアリズムよりも派手さを優先した設計によって、マリオスポーツ作品の中でも際立っている。前作の家庭用据え置き機向けタイトルに続く作品であり、シリーズ後年のアーケード風スポーツ作品にも影響を与えた。参考情報として、開発元および発売元の資料は開発元ページ、出版社情報、およびプラットフォーム概要のWii製品情報を参照されたい。