マークスマンシップリボンとは、アメリカ海軍、空軍、沿岸警備隊が授与する賞です。武器認定コースで平均以上のスコアを獲得した軍人に授与されます。また、州レベルの射撃競技会で上位に入賞すると、マークスマンシップリボンを授与する州兵組織もあります。
マークスマンシップリボンの概要と目的
マークスマンシップリボンは、実際の射撃技能(実弾を用いた射撃)に対する公式な認定を示す勲章的なリボンです。目的は以下のとおりです:
- 射撃技能の可視化:個人の射撃能力を制服上で他者に示す。
- 技能向上の促進:資格を得るための訓練や練習を奨励する。
- 競技・評価の標準化:各種武器での合格ラインを設定し、公正に評価する。
授与基準と等級の違い
授与基準は軍種やプログラムによって異なりますが、一般的な考え方は次の通りです:
- 等級:射撃技能は通常「Marksman(マークスマン)」「Sharpshooter(シャープシューター)」「Expert(エキスパート)」などの等級で区分されます。どの等級でリボンが授与されるかは軍種ごとに異なります。
- 合格スコア:各武器(小銃、拳銃など)ごとに設定された点数基準を満たす必要があります。基準は訓練課程や規程で明確に定められています。
- 再認定:一定期間ごとに再度射撃資格の更新(再認定)が必要な場合が多く、再認定に成功すればリボンの継続着用が認められます。
各軍種の扱い(違いの注意点)
- 海軍・沿岸警備隊:リボンで射撃認定を表す制度を運用している例が多く、リボンやそのデバイスで武器種別や複数回の受賞を示すことがあります。
- 空軍:小銃や拳銃で所定の基準を満たした者にリボンを授与します。支給後の表彰表示(追加受賞表示)は空軍規程に従います。
- 陸軍・海兵隊:これらの軍種では、一般的に「バッジ(バッジ型の射撃章)」で射撃技能を示す方式を採用しており、リボンではなく金属製のバッジが用いられます。
州兵・州レベルの競技とその扱い
各州の州兵(ナショナルガード)や州の射撃協会が主催する射撃大会では、上位入賞者に対して独自のリボンやメダルを授与することがあります。これらは州レベルの栄誉として制服着用が許可される場合と、許可されない場合があるため、着用可否は所属組織の規定を確認してください。
着用と表示(デバイス)
リボンの着用方法や追加受賞の表示(サービススター、オークリーフクラスターなど)は各軍の規定に従います。どの武器での認定か、何回目の受賞かなどを示す小さなデバイスがリボンに付けられることが一般的です。詳細は各軍の制服規程を参照してください。
まとめ(確認ポイント)
- マークスマンシップリボンは主に海軍・空軍・沿岸警備隊で用いられる射撃技能のリボン授与制度です。
- 授与基準や等級、再認定の要件は軍種ごとに異なります。陸軍・海兵隊は主にバッジで技能を示します。
- 州兵や州レベルの大会で独自にリボンを授与する場合もあり、着用ルールは所属先の規定に従います。
詳しい受賞条件や着用規定を確認したい場合は、所属する部隊の人事・教育担当や各軍の公式射撃規程を参照してください。

