ミルポワ(アリエージュ県)|アーケード広場で知られる中世の市場町
フランス南西部オクシタニー地域圏アリエージュ県の小さな町。中世の洪水後にバスティッド風の計画で再建され、アーケードに囲まれた中央広場、木骨造の家並み、ゴシック様式の大聖堂で知られる。
概要
ミルポワは、フランス南部のオクシタニー地域圏アリエージュ県にある、歴史的な小規模コミューンである。人口はおよそ3,000人で、屋根付きの市場広場を中心に形成された、保存状態の非常に良い中世の町並みで最もよく知られる。広場の周囲には、細身の木骨造家屋が軒を連ねている。
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7 画像起源と発展
町の起源は中世にさかのぼる。厳密な法的意味でのバスティッドではないものの、ミルポワは元の集落を破壊した壊滅的な洪水の後に再建された。再建には、整然とした市場広場と密に構成された街路網を重視する、計画的な中世都市に共通する考え方が取り入れられた。その後の数世紀にわたり、配置や多くの建物には改変が加えられたが、基本的な都市計画は今も認識できる。
建築と主な見どころ
ミルポワで最も特徴的な要素は、一般にプラス・デ・クヴェールと呼ばれる中央広場である。かつて市場の露店や商人を雨風から守ったアーケードが、広場を取り囲んでいる。この屋根付き通路と、上階が張り出した隣接する木骨造家屋は、町の景観を特徴づける。また、広場の一辺を占める堂々としたゴシック様式の教会、ならびに地域の中世の木工技術と装飾的細部を示す公共建築、華麗な木造のメゾン・デ・コンシュルも重要な建造物である。
見どころと市民生活
- プラス・デ・クヴェール:アーケードを備えた市場広場。現在も定期市や祭りに利用されている。
- メゾン・デ・コンシュル:広場に面する歴史的な木骨造建築。
- ゴシック様式の教区教会:町のスカイラインを形づくる主要なランドマーク。
広場では毎週市場が開かれるほか、時折、工芸品市や地域の食文化・伝統を祝う行事が催される。情緒ある街路、カフェ、職人の店も、来訪者を引きつける要素となっている。
立地・経済・観光
トゥールーズの平野部とピレネー山脈の低い山麓との間に位置するミルポワは、農業、小規模な工芸、地域観光経済を支える農村的な環境の恩恵を受けている。オクシタニーのより大きな町から近いこともあり、中世都市計画、地域建築、プロヴァンス風の市場に関心をもつ人々に人気の日帰り先となっている。
特徴的な事実
市場を中心とする都市計画のため、ミルポワはバスティッドという語で説明されることがある。しかし歴史家は、当初から正式な特許状に基づいて建設されたバスティッドと、類似の設計原理を用いて後に再建された町との違いを指摘している。木骨造ファサードの保存と、アーケード広場が継続して利用されていることにより、この町は南フランスの中世都市の特色を示す代表例として広く引用される。地域についてのより広い文脈は、南フランスに関する資料を参照。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com ミルポワ(アリエージュ県)|アーケード広場で知られる中世の市場町 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/65375